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くだらなさの渦が心地良い! ~ カンコンキンシアター34 クドい! ~飯尾和樹スターに成りました 公演~ ~


何年か前に面白いと小耳に挟んで取った「カンコンキンシアター」のライブチケット。

予備知識が無く、お笑いライブみたいな感じだと思って出掛けました。

確かにコントがあったり、出演者さん達のネタコーナーがあったり。

これだけだと「普通のお笑いライブ」に見えますが、その実態は・・

「まあ、ひどい!! そしてくだらない!!」

もちろん、べた褒めの感想です。

その記憶は事実だったのかしら?

まるで確かめるように、再びチケットを取り、銀座博品館へ足を運びました。


ライブタイトルの「カンコンキン」は、関根さんのお名前を音読みすることから来ているそうです。

出演者さんは座長の関根勤さんを始めとした、浅井企画所属の芸人さん、今をときめく、ずんのお二人、キャイ~ンのお二人、ラッキィ池田さん、イワイガワのお二人他、そして「団員」?なる女性タレントさんが出演なさっております。

メディアで見せない「見せられない顔」を、舞台ところ狭しと繰り広げます。

正直なところ「書いたらマズい」と思われます(笑)

特に関根さんのテレビでの感じと、ライブのとあるコーナーの毒の噴出っぷりの差がえげつないです。

今回で34回目の公演だそうですが、ほぼ同じ感じのコーナーがコロナで中止となった期間以外の毎年で展開するそうですが、前回のライブでも一番面白かったコーナーで笑い過ぎてむせました。

更にテレビじゃ無理だし、今回の関根さんのお話でも「確かに!」と思いましたが、ずんの飯尾さんをテレビを見て気になった方、関根さんのテレビでの悪口を言わない優しそうな雰囲気で来場したであろう女性二人組のふた組が、序盤のラッキィ池田さんの小学生男子状態の下ネタ炸裂で会場を去って行ったそうです。

「優しい笑い」を期待した方には地獄なのでしょう。

自分はド下ネタでもそこそこ大丈夫なのですが、ラッキィ池田さん発動のネタコーナーはハードな内容じゃないにしても、なかなかでした(笑)

とにかく下らない、関根さん曰く「才能の無駄遣い」っぷりが眩しい。

公演中は女性タレントさんが常に試されている状態と思われ、これを超えられたら地上波のテレビは何でも出来そうな感じです。


関根さんがとにかく好きなことをするライブで、劇場の退場時間ギリギリまで激しく時間が延びたりもするようで、今回も相当ギリギリまで楽しませて下さいました。

いまは出演されていないようですが、娘の麻里さんも一時期出演されていたそうで、素晴らしくシャレの分かるお子さまだわ!!と思いました。

奥様は一回も観に来たことが無いそうで、それも正解な気がします。


全く内容が書けないのですが、確実に「何のためにもならない時間」であり、「たまらなく好きな時間」でもあります。

来年も公演があったら、チケット争奪戦に参加します!!


そして、先週の「お楽しみ前倒しゴールデンウィーク」の締めがこちらってところが、また自分にぴったりだったかも・・っと。

この落差が素敵。


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