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#28 仕事ができる、ってどういうこと?
「あの人は若いのに仕事ができる」
「あいつは仕事ができない、使えないやつだ」
「仕事はできないけど、いいやつ」
ここで言われている、「仕事ができる」ってどういう意味なんだろう、とたまに考えます。
仕事って、本当に千差万別。正社員として働いたことがないぼくですら千差万別だと思っているので、実際は億差兆別くらいなのかもしれません。
一方で同時に、それだけ多種多様な仕事においても、重要なスキルはある程度の共通性がある気もしていて、「仕事ができる」はそのスキルが高い、ということなのかな?と思ったりもします。
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ぼくの感覚でいう「仕事ができる」要素の一つに、「大きな物事を動かす力がある」みたいなニュアンスがなんとなくあります。
100人規模のイベントができる人よりも、1000人規模のイベントができる人の方が、「仕事ができる」みたいな感覚。あるいは、1つの施策の企画〜実行ができる人よりも、事業まるごと企画〜実行できる人の方が、「仕事ができる」みたいな感覚。
それが前述の、いろんな仕事において共通する能力なのかはわかりませんが、なんとなくそういう理解をすることが多いです。
そして、「仕事ができる」=大きな物事を動かせる、という意味なら、ぼくは仕事ができるようになりたいとはそんなに思わないなあと思います。
いろんなnoteで書いていますが、ぼくにとって一番大事なことは、ぼくの周りの人を丁寧に大切にできる人であること、ぼくの周りの人が楽しく幸せに生きるのを支えられる人であること、そしてぼく自身も楽しく幸せに生きること、です。
それを目的とした時、大きな物事を動かせる力は、そんなに重要じゃないなあと思います。大きさよりも深さの方が大切なイメージ。(この辺はほんとただのイメージです)
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ただ、とはいえ、大きな範囲で、こんな社会になったらいいな、みたいな思いも漠然とあります。そしてそれを実現していくためには、大きな物事を動かせるようになる必要がありそうです。
あとは、ぼく自身の悔しさ、みたいな話もあります。基本的に、できないことはできるようになりたい、と思うので、そういう意味では仕事ができるようになりたいという気持ちも当然あります。
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ただ、書きながら改めて思うのは、ただ「仕事ができるようになりたい」「成長したい」みたいなのって全然意味がなくて、何が目的なのか、どう仕事ができるようになりたい/成長したいのか、が本質だな、ということ。
ぼく自身、なんとなく「仕事ができる」という言葉の曖昧さだけを嫌っていて、その意味を捉えきれていない部分もあるので、仕事も成長も手段でしかないということは、改めて意識したいと思った次第です。
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トップは、島で作業をするばあちゃん。彼女にとっての仕事ができるはなんだろう。
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毎日note、書いてます。
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