見出し画像

【おすすめの書】キリスト教は邪教です!の重要ポイント④

ニーチェは130年も前に私たちに
キリスト教のヤバさを伝えてくれていました。
私たちはニーチェが警鐘を鳴らしてくれていることに
全くと言っていいほど気付くことができず、
支配者や走狗などに騙され続けてきました。

キリスト教は一神教で最終的に戦争に辿り着いてしまう
危険極まりない害悪な宗教です。
この本はある程度、キリスト教のヤバさを知っていただくために
読んでいただきたい一冊です。

この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。

真理とは「思い込み」にすぎない

もちろん哲学の歴史上においては、まともな人、
つまりものごとをきちんと批判的に見ることのできる人もいました。
しかし、それはごく少数で、その他ほとんどの哲学者たちはダメでした。

彼らは自分が勝手に考えて、自分で勝手に確信したことを、
真理だとみなしてきました。
彼らに誠実さのかけらもありません。
調子にのってカントまでが、自分で勝手に考え出したことを、
「実践理性」などと名付けて、科学にしてしまおうとしたのです。

世界中どこの哲学者もそうですが、彼らの原型は僧侶です。
それなので彼ら哲学者たちも、
「人類を改善し、救い出し、解放してあげよう」
などと思っているわけです。
まったく、おこがましいにも程がある。
ろくでもない人間に限って偉そうにしているものですが、
その典型が哲学者なのです。

僧侶は「科学」を嫌います。
僧侶自身が「真理」と「非真理」を決めるのですから。
そういった考え方に、私たちは闘いを挑まなければなりません。
科学的な方法によってです。

キリスト教徒が幅をきかせている世の中では、
科学は「神の敵」と呼ばれて、
長い間不当な位置におとしめられてきました。
科学的にものごとを考えること、
つまり慎重で疑い深いことが、軽蔑されてきたのです。

なぜそんなデタラメなことが続いてきたのでしょうか。

私はこうも考えます。人類が長い間、
ものごとをきちんと考えることができなかった原因は、
人間にとって真理とは、もともと一つの
美的な趣味にすぎなかったからではないかと。
つまり、人間は美しい絵を見たときと同じような感動を、
真理にも望んだのではないでしょうか。
そして人間の感動に直接訴えるものを真理にしてしまった。

しかし、私たちにはそんな「趣味」はありません。

私たちははじめから学びなおしました。
「精神」や「神」などといったあいまいなものに、
人類の本質を見つけようとはしません。

私たちは再び、人間をスタートラインまで戻して、
「人間は動物である」と考えました。
人間はこの地球上で一番強い動物です。
なぜなら人間が一番ずる賢いからです。

しかし、それは必ずしも人間が一番進化しているという意味ではありません。
そう思ってしまうのは人間のおごりです。
自然界の生物は、どれも人間と同じように、
完全な形にできているものなのです。

他の動物たちに比べてみれば、人間なんて、
むしろできそこないのほうかもしれませんよ。
それは人間が本能を踏み外してしまった動物だからです。

デカルトというフランスの有名な哲学者がいますが、
彼はすごく大胆に、「動物は機械である」と言ってのけました。
この考え方は多くの人に受け入れられました。
現在の生理学も、この方向を向いています。

デカルトは人間を別扱いにしていましたが、論理的に考えたら、
人間もその中に含まれるはずです。

かつて、人間の「意思」や「精神」は、
高級な血筋と神性を持っていることの証明とされていました。

人間を完成させるためには、
まるでカメのように首や手足を引っ込めて、
快楽の追求をやめることが勧められた。
「肉体を超えろ」と。
そして、最後に残ったものが人間の
「純粋な精神」であるというわけです。

私は、これは違うと思います。

「純粋な精神」なんて、いったいどこにあるのでしょうか。
精神なんて非常にあいまいなものです。
完全なものとして存在するわけがありません。
人間の肉体や神経組織、快楽といったものを一切抜きにして、
精神のことなどわかるはずがないのです。

キリスト教は邪教です!(講談社+α新書)

真理という言葉が浸透している分野は
スピリチュアルや怪しいビジネスの分野に限られています。

宇宙の真理とかお金の真理とか
どちらも邪気発生源ですね。

一般人のほとんどは真理という言葉に
かなり抵抗を感じていると思います。

オウム真理教とかワク〇ン真理教とか。

真理という言葉自体、
すでに邪気発生源となっています。
使われ方がマズかったからだと思います。
真理という言葉を見たら内容を疑いましょう。

※キリスト教は自己受容・他者受容から大きく乖離していて、
カニバリズム(人肉嗜食)に繋がってしまう邪教です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?