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【おすすめの書】キリスト教は邪教です!の重要ポイント⑧
ニーチェは130年も前に私たちに
キリスト教のヤバさを伝えてくれていました。
私たちはニーチェが警鐘を鳴らしてくれていることに
全くと言っていいほど気付くことができず、
支配者や走狗などに騙され続けてきました。
キリスト教は一神教で最終的に戦争に辿り着いてしまう
危険極まりない害悪な宗教です。
この本はある程度、キリスト教のヤバさを知っていただくために
読んでいただきたい一冊です。
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この本の中から重要だと思ったポイントを
紹介させていただきたいと思います。
キリスト教が戦争を招く理由
『聖書』の冒頭に出てくるお話しは、
これまできちんと理解されたことがありませんでした。
そこでは、科学に対する神の恐怖心が描かれています。
お話は僧侶たちが内面的な危険にさらされて
弱りきっている場面から始まります。
以下は、その内容です。
かつて、完全である神は、自分の庭である全世界を
自由に歩き回っていました。
しかし、そのうちに退屈で仕方なくなってしまった。
いくら神といっても退屈には弱い。
そこで、神は人間を作り出しました。
自分以外にも人間がいることで
神はなぐさめられたのです。
しかし人間だって、また退屈します。
退屈というのはゼイタクな悩みですが、
神は人間たちを気の毒に思い、
今度は他の動物を作りました。
これが第一の失敗でした。
人間は動物たちとは友達にならずに、
動物を支配し、「自分たちは動物ではない」と考えたのです。
そこで今度は、神は女を作りました。
たしかに人間は退屈しなくなりましたが、
これは神の第二の失敗でした。
「女の本質はヘビでありイブである」
とキリスト教の僧侶は言います。
要するにキリスト教では、
「女が原因でいろいろな災いが起こる」
とされているのです。
その結果、「したがって科学は女から生じる」
となったのですね。
科学は彼らにとっては災いですから。
「女」が作られたことによって、
人間ははじめて「認識という木の実」
を味わうことを学んだというわけです。
これは神の計算違いでした。
自分の敵を作ってしまった。
人間が科学的になれば、
僧侶も神々もおしまいですから。
だから、キリスト教は科学を禁じたのです。
科学は最初の罪であり、
すべての罪を生み出すものであり、
原罪であるというわけです。
『聖書』には「汝認識することなかれ」
という言葉があるくらいですから。
「科学からどう身を守ればいいのか」が長い間、
神の主要な問題となりました。
そしてその答えは、人間を楽園から追放することでした。
ヒマがあって幸せだったら、
人間は頭を使ってものを考え始める。
そこで僧侶たちは、人間が考えをやめるように、
「死」「苦労」「さまざまな悲惨なできごと」「老化」、
そして「病気」をでっちあげたのです。
それらによって科学を倒そうとしたのですね。
しかしそれにもかかわらず、
ものごとを考える力は、
天にさからい、神々が落ちぶれていくのを知らせるように、
高くそびえるものなのです。
人間は考えるのをやめなかった。
そこで、今度は神は戦争を作りました。
民族と民族を分断させて、人間がたがいに攻撃しあい、
絶滅するように仕向けたのです。
だからこそ、キリスト教の僧侶は、
いつも戦争を必要としてきたのです。
戦争は科学の発達を妨害するからです。
しかし、ものごとを考える力はとても強かった。
戦争はくりかえされてきましたが、
人間は知恵によって、神や僧侶から解放されていくのですね。
そして最後に、神はこう決意するに至ったのです。
「人間は科学的になってしまった。
もう手におえない。
人間をおぼれさせて殺してしまおう」と。
生まれた時から罪を背負っていることもあり、
内部から争いが生じ、やがて内部で亀裂が入って、
内部から崩壊し、やがて戦争へと発展する・・・
特にヨーロッパはこの繰り返しだったと思います。
戦争を無くす方法はただ1つ。
すべての宗教を解体することだと思います。
すべての宗教の神は消滅してしまいましたし・・・
※キリスト教は自己受容・他者受容から大きく乖離していて、
カニバリズム(人肉嗜食)に繋がってしまう邪教です。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。