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読書記録 日本が自滅する日「官僚経済体制」が国民のお金を食い尽くす!
いや〜久しぶりの読書記録!というのも、この本を読むのに一ヶ月くらいかかってしまった〜〜。内容は結構難しく、スラスラとは読めない感じ。現時点での自分の知識が不足しているのもあって、内容を理解していないのに読み飛ばすには勿体ないと思い、メモしながら読んでいたら結構時間がかかってしまった所存!
石井紘基さんは2002年に暗殺されていて、間違いなく今の日本の政治に必要な方だったと思う。2002年はぽみちゃんは10歳。石井さんがこの本を執筆された時の日本の政治経済の実情が書かれていて、さらに約20年経った今は石井さんの予言した通りというか、さらに悪化しているように思う。
公庫、公団、事業団など国の出資金や補助金で設立された特殊法人が民間経済を潰しているので、民間経済の伸び代はほぼないよね、ってこと。
さらにこの特殊法人がどれだけ悪さしているのかについても詳細に書かれていて、今は名称や組織体が変わっているのもあると思うけど、下記組織についての悪事の詳細や事例について書かれている・・!
日本道路公団、道路施設協会、都市基盤整備公団、住宅金融公庫、年金資金運用基金、簡易保険福祉事業団、水資源開発公団、石油公団、公益法人、第三セクター、財務法人、民間都市開発推進機構、森林開発公団 などなど。
これらの組織は税金で運営されているにもかかわらず、営利を目的としていて、民間の経済市場を奪っているので、民間に経済を解放すべき・!との主張で、石井さんはこれを官僚経済と呼んでいて、実質、旧ソ連の社会主義体制と実情は変わらないとのこと。
いかに我々の税金が無駄遣いに無駄遣いを重ねられているかめちゃくちゃイライラするよ!!昔から不要な道路作っては壊して、不要なダム作っては環境破壊して、とは聞いていたけど、ここまで酷いと本当に本当に、このイライラをどうやって晴らせば良いのか・・と思うね〜〜。
しかも国の財政は一般会計と特別会計と財投があって、表向きは一般会計でやっているけど、裏会計は全て特別会計で、国がやっている事業は採算があっているものなんてほとんど何もなくて、これが民間の企業だったら一発倒産なことばかりしているとのこと。
財務省が極悪ということがよ〜く分かる。最後の章では石井さんが25個の処方箋をくれているので、一部を紹介するね。
・全ての特殊法人廃止する
・公団のファミリー企業から資産を回収する
・政府系の公益法人と認可法人を即時廃止する
・特別会計・財投・補助金の原則廃止
・政治農業を辞め、産む農業を取り戻す
・20兆円を社会保障、10兆円を環境保全に追加する
・大規模減税を実現する
・天下り禁止法を急いで定める
本当に怒り狂うよ!!!!
ちなみに、石井紘基さんのことを知ったのは、明石市市長だった泉房穂さんの師匠ってことで、どんな人なんだろうと調べていったら、めちゃくちゃ国民の味方じゃん・・!!!ってなんでこんな人が亡くなってしまったんだ・・?って調べていったらどうやら国民の味方だった(政治家と官僚の敵)だったからこそ暗殺されたんだなということが分かった。きっと、当時10歳だったぽみちゃんが小学校から帰ってきた夕方のニュースでやってたんだろうな、覚えてないな。
さて、ちょっと難しかった内容について後々復習やさらに掘り下げて調べるとして、次は森永卓郎氏について気になることがあるので、彼の書籍を読みたいと思っています!!!
この本は多くの国民に読んで欲しい!!でも難しいので1ヶ月くらいかかると思う!けど飛ばしながらでも読んで欲しい!
現場からは以上です、どろん!!!