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読書記録 お金の流れで探る現代権力史

先日読んだ大村大次郎さんの国富論が読みやすかったので、kindleで読んだよ!

分かりやすい!ただ、ぽみちゃんが歴史的な理解と知識が忘れている部分が結構あったので、先に世界史を復習してから読んだらもっと分かりやすかっただろうな〜って感じ。たとえばブレトン=ウッズ会議とかニクソンショックとかね。単語はめちゃめちゃ覚えてるけど中身忘れたー!!的なね。徐々に取り戻して、そして忘れないようにしたいと思います。

ぽみちゃん的に今後も覚えておきたい内容を忘れないために記録したい。記録用なので、読みにくかったらごめんなさいね。

戦後ドイツ・日本の経済成長について

ぽみちゃん的に、日本とドイツは同じ敗戦国で、ものづくりの国として共通点がいくつかあるみたいな感じで並べて話をされているシーンを度々みた!なんで戦後、経済が急成長したのか?について、述べられていたのでメモメモ。

日本は戦後の高度経済成長についてすごいと言われているけど、戦前の経済成長がもっと凄かったとの事。封建制度が崩壊して、職業選択の自由や交通の自由、住居の自由、土地売買の自由が明治政府によって確立され、農民の子は一生農民の子でなくてもよくなったんだって!そこで「規制緩和」をすることで、結果的に奇跡的な経済成長につながったとか。

今となっては自分のやりたい仕事を選べる時代だけども、昔は選べなかったもんね。昔は日本だけでなく、フランス革命とかのロミオとジュリエットの時代でも身分の差で好きな人と結ばれないことが当たり前だったもんね。学生時代にそういうことを勉強して今の時代に感動した記憶がある。当時高校生だったぽみーは「立憲民主制つくったの誰?素晴らしい制度だね!」ってツイートしたのを覚えている。(今も残ってるのかな。笑)

戦後のドイツの経済急成長についても、アメリカからの援助が大きかったとか、西ドイツは軍事費がかかっていないというわけではなく、もともと工業国としてのポテンシャルが高かったという一言に集約されている。
戦前のドイツはアメリカに次ぐ第二の工業国で、ドイツの工業設備も戦災の影響を20%くらいしか受けていなかったので、人的被害はあったけど、戦後すぐに復興出来たとのこと。へえ〜そうなんだ〜。

ヨーロッパでの台頭が遅かったドイツ(当時プロイセン)がヴィルヘルム2世の時代に他国(イギリスやフランス)に食われないように、工業化を進めたことと、ルール工業地帯も工業に適しているのと、ビスマルクも鉄道整備?で工場と工場繋いだとか!こちらも再学習の必要な箇所だな!

EUについて

EU(ヨーロッパ連合)はアメリカに対抗するために、戦争の原因となりうる石炭をフランスとドイツで一緒に管理しようとしたことが始まりで(これは世界史でも習った気がするけど、完全に忘れてた)、ECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)から、通過も統一し、国境も自由に行き来できるようにしようとなった画期的な革命。

ECSCはフランスのロベルト=シューマンが提議したっぽいけど、最初に主張したのはイギリスのチャーチルだけど、将来の夢の範疇を出られない構想だったため、実現しなかったとのこと。

今後の覇権について

今まで覇権はイギリス→アメリカときて現在に至るが、そろそろアメリカが絶対王者の時代も終了し、次は中国とアメリカで覇権争いをするのではないか!中国は資本主義と共産主義の良いところどりの経済システムなので、今にいたるまで成長することが出来たと。
資本主義の原理原則は活かしつつ、国で管理するところはして、って感じ。
この辺も興味深くて、完全に忘れたんだけど、ぽみちゃんは今中国といったらキングダムに夢中なので毛沢東時代からの中国史(特に経済と政治)の勉強をしなおさなければいけないよ・・!

タックス・ヘイブン

ケイマン諸島、バージン諸島、シンガポール、香港など もとイギリスの植民地。基軸通貨だったポンドの力を取り戻すために、イギリスがタックス・ヘイブンを創設して、アメリカが一番の被害者とのこと。
実は金融市場の取引シェアもウォール街よりも、ロンドンのシティの方が大きいんだって。タックス・ヘイブンの元締めだから。

と、他にも色々「へえ〜そうなんだ〜」と夢中で読んだ気がするけど、特に集中して読めたページの内容的にはこんな感じだった気がする。またこの本を通じて知りたいことが増えたので、関連書籍を、読むぞお〜〜!!

今日は、3歳2歳の姪甥を連れて初めて地域の児童館の未就学児向けに定期で開催している教室に行ってきました。2歳の甥は比較的参加してたけど、3歳の姪は警戒心が強く、全部私にやらせようとしてて、見てて面白かった!
初めて知らない同じくらいの歳の子がたくさんいる場所にいって、緊張しただろうけど、終わってから楽しかったまた行きたいと言っていたので、来週も連れて行ってあげたいな〜。以上、どろん。

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