読書記録 ふしぎな村の村長の教え
24年5月に一度読んだ本!この本良い本だなーと思っていたけど、感想を残していなかったので残す為にもう一度読んだ!ちなみに当時は一気に3まで読んだかな?
1は引き寄せの法則について分かりやすく書かれている!内容は主人公のシャチが不思議な村に迷い込んで、そこの住民(内側の人間たち)が主人公シャチに生き方のヒントをくれる。教えは村長とシャチの会話形式で読み易い。
個人的に覚えておきたい内容や文書は下記の通り。
欲しい現実(引き寄せの法則)はエネルギー状態に宇宙が反応、共鳴して引き寄せ出来る。
出来事が起こったから嬉しいのではなく、嬉しいエネルギー状態でいるから嬉しい出来事が起こるみたいな。
正解・不正解の世界から卒業しよう。
正解・不正解はある条件下の元に存在するものなので、人の人生には正解不正解などない!
人が欲しい結果を手に入れる方法は「行動後の改善点を見つけ出していく」これ以外にない。
計画や戦略は大まかな必要最低限の完成度で十分。全ては改善点を見つけるツールに過ぎない。
「考えが甘い」とか「しっかり考えないから失敗するんだ」とか言う人間は放っておけばいい。そのうち、カビでも生える。口先で自分を立派な人に見せようとしている足の臭い野郎だ。
この足の臭い野郎ってちょいちょい出てくるの、面白くてスキ!
次は君を悩ます原因の思考について。
出来事があった→嬉しい。嫌だ。
出来事にはなんの意味もなく、嬉しい。嫌だ。というのは君の思考が勝手に意味をつけているだけ。
この本ではハビット思考と呼ばれているけど、思考の癖?プログラミングされた思考って感じ。そしてその思考を作っているのは幼い頃から君(私)に植え付けられた価値観。
例として、挨拶しない人間を不快に感じるのは自分が挨拶をするという価値観で育ってきたから、みたいな。
この意味のない出来事に、勝手に意味をつけているのが君の思考だ。君の価値観から来る思考の判断。これが、悩みや苦しみが作り出されるメカニズムだ。
小さい子どもは悩まない。まだ価値観がなく、思考が「判断」しないからだ。
人間は何かしようとすると最初は上手くいかないように出来ている。
極論から言うと、この地球で人間がするべきことは「成長」のみだ。逆に言うと、成長の感じられないものには、心からの楽しさを感じられないようになっている。それが人間なんだ。
最終章に近づくと、自分が何を仕事にしていいか分からないという問いについて、幼い頃自分がどんな子どもだったか?を思い出す。
シャチは『困った人に手を貸す』子どもだったことを思い出す。そして困った人に手を貸すことがシャチの中の『軸』となる部分で、それを表現していくことが最も大切、それが1番に置かれるのであれば仕事の内容はそれほど重要ではないということ。
そして、その自分の表現したいことで大事なことは『外側のリアクションに惑わされない。』ということ。
困っている人に手を貸した→感謝されない。からと言って嫌な気分になったりしない。それは外側の出来事なので。困っている人に手を貸したという内側で完結すること。外側の世界の出来事に惑わされず、自分を表現することを軸に生きていく。
以下、感想。
引き寄せの法則は初めて知ったけど、ハビット思考や、出来事自体に意味はないというのは学習済の内容だった!(学習済みだけど実践出来ているかは別ね!)
そしてこの本でも行動、行動、行動と言われている。やはり最初から頭でっかちにならずに行動をして修正をしていくことの大事さが分かる。
話は全然変わるんだけど、3歳までの自分が本当の自分って言われてて、価値観とかが染みる前の自分ね。
うちには2歳の甥っ子と3歳の姪っ子がいて、彼らは、善悪の判断がなく、フィルターなしで世界を見ている貴重な存在だなあと思う。
2歳の甥っこが年末に買ってきた鏡餅を初めて見たのか、ゼリーだと思ったようで、みんなのスプーン持って来て、「これたべよ!」「あけて?」って言ってたのがとても可愛かった。。
彼らが思考に染まるまでもう1年くらいしかないけど、それまで純粋無垢な君たちを参考にさせてもらうよ。