見出し画像

読書記録 超訳「国富論」ー経済学の原点を2時間で理解する

本当は、アダム・スミスの国富論を読もうとしましたが、読んで理解するのに時間がかかりそうな気がしたので、超訳から入りました。(Kindleで読んだよ!)

アダム・スミスといえば「神の見えざる手」というフレーズの国富論が有名だよね。これは個人の利益を追及していけば、見えざる手に導かれて、結果的に社会全体の利益になります。という意味で、結構、資本家が労働者を搾取する社会になるだろ!!っていうマルクスの主張と対比的に説明されることが多かった気がしてる。

私は貧富の格差が広がっていく社会にうんざりしている側なので、「おいおいアダムスミスがそんなこと言ってるからこういう社会になったんじゃねーのか!!」という気持ちからこの本を読んでみようと思った。

しかしこの本を読んでアダムスミスを誤解していたことが分かった!ごめんねアダムス。アダムスはどうすれば国が豊かになるのかについて考え、また、現在の強欲資本主義に都合の良いフレーズだけを一部切り取って、拡大解釈されているという内容がこの本に書かれている。

アダムスはちゃんと労働者や最下層の人々たちにも生活や賃金の保障はされ
るべきと主張していたし、結構全てにおいてもっともなことを言っている。誤解してごめんよ。国が豊かになるには国民が優秀でなければいけないとのことだけど、そうだよね〜。

今の日本は少なくとも、アダムスミスの国が豊かになるにはどのようにすれば良いか、という問いに対して正反対のことをやっているよ。私や周りの人も含めてもっと一人一人がちゃんと考えないといけないよね。まじ今の日本とか革命起こすレベルだで。税金を立場の弱い人から取るとか、今のサラリーマンだよ。

ぽみちゃんも学生時代は結構本を読んできたはずなのに、覚えてる知識ってほとんどないんだよね〜。ただ、書籍や新聞、大学の講義などを自分で学んでいるとどこかで点と点が繋がってくるんだよね。その感覚楽しかったな〜。これが分かる!ということか。映画や漫画もそうで、一度見た・読んだだけでは結構すぐ忘れちゃうんだよね〜。私キングダムとか大好きで3周くらいしてるはずなのに、すぐなんの戦いで誰が出てきたのか忘れちゃう。なのでアウトプット大事だよね。人に話したこととかは覚えてるし、人に話す時に読んだだけでは理解できていなかった部分が分かるもんね。

この著者の人、元税務署勤務とか他の書籍も読みたくなってきた。読みやすくて、分かりやすかった。拙い感想だけど、31歳ぽみーの感想としてはこんな感じ。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集