01 人間にしかない能力「自覚」
今日も、ご覧いただきありがとうございます。
今日は、人間にしかない能力「自覚」についてシェアさせていただきます。
以前、「主体性を発揮する」の章でもご紹介しましたが、とても大切なことなので再度、シェアさせていただきます。
みなさんは「自覚」がほかの動物にはないことを知っていますか?
わたしは「7つの習慣」を読むまでは、知らなかったというよりも意識すらしていませんでした。
自覚とは「大辞林」によると「自分自身の立場、状態・能力などをよく知ること。わきまえること」とあります。
自分の状態を知ることで、そこから次は何をしたら良いかという判断ができますよね。
たとえば、「自転車に乗れない」と自分でわかっていれば、「自転車に乗れるようになる」という目標を立てることができます。あたりまえですが、その逆はありません。
ようするに、「自分で自分の行為を選ぶことができる、選択の自由」が有るわけです。
これを「自覚」することからすべてが始まります。
自分の行動を振り返ってみると、会社では上司や先輩から言われた仕事をし、家に帰ると家族の都合や家族サービスで行動が変わり、休みの日は、1日中ダラダラと過ごす。
これは、とても主体的とは言えませんよね。
この状態を「自覚」することで、行動を主体的に変えることができます。
もちろん、「自覚」しても、これで良いんだと思う人もいるかもしれません。ただ、主体性のない人生は、他の人のために生きる人生になってしまいます。
わたしも、主体性のない生活を続けていることに気づいてないときがありました。
そんな時、知人に「嫌われる勇気」という本を紹介され、読んでみたところ、たくさんの気づきがあったのです。
その本で心理学者のアルフレッド・アドラーは「人は変われる」変われないのは、人は常に「変わらない」という決心をしているからだ。と言っています。
たしかに、変わりたいと思っていても行動に繋がらないのは「変わらない」という決心をしているからだと腑に落ちました。
今が楽だ、変えるのは面倒くさいと思って、やらない言い訳をしているだけだと。
「時間が無い…」一番の言い訳かもしれませんね。
みなさんも、現状を「自覚」し「変わる決心」をしてみませんか?
きっと、人生が楽しい方へ動き出すと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。