Toshi. M

料理をする、写真を撮る、食べるの繰り返し。

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料理をする、写真を撮る、食べるの繰り返し。

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もっと写真を楽しむためにnoteを始めよう

■写真を楽しむためになんで文章を書くのか? 本格的に写真を始めて多分5年くらい経ちました。その間写真が撮れないスランプはあるものの、写真をやめずに続いてきたのは多分写真が自分の表現や制作の手段としてあっているんだと思います。 ■2019年は大スランプ でも、去年のスランプは結構辛く長かった。写真を撮りつつ、自分でワークショップを開いたりする中で、色々と手を広げて行く中で、やりたいことと・やっていること・できることが噛み合わず、写真を撮れない時間が半年くらい続きました。 ■

    • 「写真の言語化」に関する一考察

      言語化にまつわるエトセトラ写真の言語化、みなさんはどう思いますか? SNS界隈や写真コミュニティでも、写真の言語化について様々な議論を耳にします。言語化を楽しむ人、言語化によって気づきを得る人、そして言語化に違和感・抵抗感を持つ人、態度は様々。 その中で、抵抗感・違和感を持つ人のいう「観たままの感覚を大事にしたい」「視覚的な表現だから言葉にしないほうがよい」という意見ですが、自分には引っ掛かりがあります。 写真を観る立場としては、自分もその考えは理解できますし、写真の全

      • スチルしか撮らない自分がLumix S9と使い始めた3つのレンズ

        Lumix S9導入の理由とレンズ選択 S9を導入したのは、慎重に構図を計算して撮影するだけでなく、その場の雰囲気を直感に従って撮りたい、という思いからです。簡単に言えば、ノーファインダーで自由に撮ってみようということ。 この撮り方を最大限生かすため、カメラの携帯性を落とさないことは大事。なので、使うレンズは最小限にしようと思っています。 レンズの選択理由 結果、キャンペーンでもらえるLumixの26mm、シグマ Contemporaryシリーズの重さや大きさがミニマ

        • Lumix S9 - Lightroom Classic 対応しました!~ LUTを使うには

          発売1週間で対応はうれしい! S9のRAW現像に、Lightroom Classic(LRc)が対応したのは、現像環境が一歩前進。少なくとも最終的な追い込みたい写真が作業できるようになったのはほんとうれしい。 これで、自分が気になっていた、LRcにRAWファイルを読み込んだときのLUTの扱いを確認してみました。 LUTの対応状況 現状、Lightroom Classicの現像メニューでは、Lumix S9で設定したフォトスタイル=プロファイルとして引き継がれていました

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        もっと写真を楽しむためにnoteを始めよう

          Lumix S9 + Lumix Lab レビュー 後編 ‐ PCレス現像のために期待すること

          前回、Lumix Labアプリの期待と他のアプリと比較したアドバンテージを書いたが、今回はその裏返しである不満点と要望をまとめてみました。 今までのカメラではアプリをインストールしても年に数回使うくらいだったのに対して、自分の写真のワークフローに真剣に組み込むことを考えるとなると期待値が変わるので、その分注文が多くなってしまいました。 ソフトウェア UI周り ‐ 表示関係タブレットでの横画面表示 せっかくのフルサイズ機、スマホでだけでなくタブレットでの運用をしたいのでだ

          Lumix S9 + Lumix Lab レビュー 後編 ‐ PCレス現像のために期待すること

          Lumix S9 + Lumix Lab レビュー 前編 - アプリが生み出す新しい可能性

          今回、Panasonicがワークフローに組み入れたいコンパニオンアプリが作ってくれたことにエキサイトしてます。 これまでのカメラ用のコンパニオンアプリとの比較 これまで3−4社くらいのミラーレスを使い続けてきましたが、今までの他社アプリは、不安定な接続に我慢しながら、速度が遅くサイズ制約があったりする転送機能を行い、ケーブルを使えない場面で数枚の写真をSNSにアップする、という緊急避難的な使い道しかしてきませんでした。 新しいメーカーのカメラを買ったり、アプリがメジャー

          Lumix S9 + Lumix Lab レビュー 前編 - アプリが生み出す新しい可能性

          ついに買ってしまいました、LUMIX S9。

          (表紙写真はLumix S9の画像ではありません、念の為) 購入した動機(もしくは言い訳) X-T5を使い始めて、カメラ自体の色の良さ、街で自然に撮れるコンパクトさが大事だということに気づき、使う頻度が減ったフルサイズ機をリプレースできるかも、という期待を込めて購入しました。 写真のジャンルと合わせるレンズ 普段、ストリートフォトや日常スナップを撮っているし、他の機材も十分あるんので、まずはSigma 45mm とキャンペーンでもらえるPanasonic 26mmの2

          ついに買ってしまいました、LUMIX S9。

          iPad RAW現像 - 現像のステップと考え方

          iPad現像のメリット ー シンプルな現像 iPad現像を始めて変わったのは、一枚の現像が速くなったこと 撮影後すぐ、撮ったときの感情やイメージを持ったままセレクト&現像できるメリットは大きくて、LrCと比較して機能が少ないとはいっても現像でできることはほぼ一緒で、指での現像はマウスやトラックパッドでよりも速くて直感的で楽しい。 LrCと比べて不便なのは、キーボードを使った場合にショートカットが少ないことや、現像操作のメニューを開いたままにしておけないので、メニュー間の

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          Lightroom for iPadとLightroom Classic ~ 3ヶ月後使った現在のワークフロー

          今の所の結論自分のユースケースとLr for iPadワークフローの実用度 大きく分けて、撮影・現像スタイルは2つ。 1つ目のスタイルは、日常のスナップ的な撮影からの100〜200枚程度を20〜30枚くらいに絞り込み、その分だけを現像処理を行うという場合。このくらいの規模の撮影とそのうちのセレクト分だけを現像・同期するなら、パフォーマンス的にも作業効率的にも十分実用的です。 2つ目のスタイルは、旅行写真やイベント・ライブ撮影の1,000枚超のプロジェクトです。こういった場

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          Lightroom iPad版とLightroom Classicでのワークフロー備忘録

          iPad+デスクトップのワークフローを組みたい軽さを重視したiPadに入れ替えてワークフローを構築したい ここ数年、外での作業も減り、カメラバッグを軽くしたくて、MacBookProを11インチのPad Proに入れ替えました。 撮影後にすぐiPad Proに写真を取り込みんでセレクトや一部の現像を行い、その後セレクト後の写真のみを母艦となるデスクトップPCやMacに同期し、本現像や保存を行うワークフローを運用していました。 M1以前のiPad Proでしたが、出先での文章

          Lightroom iPad版とLightroom Classicでのワークフロー備忘録

          現像 Before/After #02 印象を活かす

          今回は現像前と現像後の比較ではなくて、しばらく前に現像した写真を、もう一度現像し直した時に思ったことを書きます。 ■最初の現像 あまりいい天気ではなかったけれど、小さな漁港の、ぼやっとしたその日の雰囲気を出してみた。マニュアルのレンズで撮っていて、突堤のパースを意識したはずなのに、実は近くにきている波にピントを合わせた変な写真になった。 ■二回目の現像・仕上がり 大きなディスプレイで最近の写真を観ていたら、パースの部分にピントが合ってないのに気がついて、現像やり直し。 ボ

          現像 Before/After #02 印象を活かす

          現像Before/After#01:結果オーライも味のうちか?

          ○「ちゃんと撮らなきゃ」から「表現はもっと自由に」 以前は「まずは写真をちゃんと撮って、少しだけ現像する”べき”」と考えていた自分ですが、最近は「撮影も現像も”表現の一部”」と思うようになり、良く言えば「幅が広がった」、悪く言えば「適当になった」のは、2019年の長いスランプを経て「もっと写真を楽しもう」「好きに撮って、好きに現像しよう」という方向性にシフトしたからです。 ○「偶然」「インスピレーション」を身体に染み込ませるために 偶然に左右されやすく、狙って撮れないストリ

          現像Before/After#01:結果オーライも味のうちか?