わたし。のことのつづき

前回の続きのおはなしをします。

ネガティブ思考は止まることを知らないまま、不安な気持ちを抱えて迎えた高校入学。

隣町にある高校に入学したわたしは、知っている人が少なく、友達作りからはじめなければいけません。

出席番号が前だった女の子と、入学式で少し会話をしたことから、一緒に行動をともにするようになりました。

そのあとは、さらに出席番号が前後の数人でお弁当を食べたりするようになりました。

入学して1ヶ月くらい経った頃でしょうか。

突然、わたしだけが避けられるようになりました。

お弁当を食べるとき、数名で机を囲む際も、わたしだけが入れなくなったんです。

頑張って早めに近付こうとしてみたこともありました。

でも、次の日になると、わたしが来る前に急いで机を囲んでしまうんです。

昼休みには、他のクラスに行って話す彼女たちを探して、一緒に混ぜてもらったこともありました。

でも、ある時から、なんのためにこんなに必死になっているのだろうか?と悲しくなり、一緒にいることをやめました。

わたしは、中学の部活引退後、なんと半年で10kg太りました。

入学して少しした頃に、美容室に行きました。

切り方が特殊で、ワカメちゃんカットになりました。

まんまる顔でワカメちゃんカット。

とても、良いとは言えない髪型でした。

その後から、彼女たちに避けられるようになったんです。

偶然なのか、それが本当に原因だったのかは分かりません。

でも、誰の指示で避けられるようになったのかは分かっています。

その時から、わたしは人に期待することをやめました。

人は、見た目で判断するんだ。

そう思うようになりました。

わたしは、一緒にいると恥ずかしい存在だったのかもしれません。

悲しくて、悔しくて、でもストレスからさらに過食してしまいました。

さらに3kg太りました。

当時、家の中もぐちゃぐちゃで、思春期だったこともあり部屋にこもるようになりました。

誰も信じない。 ” ずっと ” なんて存在しない。

結局、人は自分が1番大切で、いざというときは離れていく。

そう思うことで、裏切られても傷付かないようにしてたのかもしれません。

そんなある日の放課後、1人の女の子から声をかけられました。

それが、わたしの人生を大きく変えてくれた、Cちゃんとの出会いでした。

Cちゃんは、同い年だけど、当時から変わらず今でも、わたしにとって憧れの存在です。

いつもキラキラしていて、いつも楽しそうで、いつも笑っていて。

そんな彼女の周りには、いつも人が溢れている。

可愛くて、でも可愛いだけではない。

見た目だけでなく、性格までが素敵なんです。

次回は、そんな大尊敬する彼女のおはなしをしていきたいと思います。

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