【男性の自分がフェミニズムを学ぶ理由】 ①フェミニズムとの出会い
皆さんこんにちは!フェミニズムを勉強している男子大学生のトモキです。
今日は、僕がフェミニズムを学び始めるきっかけとなった出来事を紹介します。
この話は以前、ジェンダーやセクシュアリティ、フェミニズムについて漫画で発信するメディア「パレットーク」さんで、漫画にしてinstagramに投稿させていただきました。今回はその話を、より詳しく紹介していきたいと思います。
※こちらがその時の投稿になります。①〜⑤までの連載になっていますので、つづきも是非見てみてください!
身近な人の我慢
僕が大学2年生だったある日、パートナーが生理で苦しそうにしながらも、バイトに出かけようとしていました。
いつもうなされるほどの腹痛、腰痛、頭痛や、吐き気に襲われるほど生理が重いパートナー。無理をして欲しくなく、僕は休むことをすすめました。
しかし、いつも我慢して大学やバイトに行っているからと、うなされながら出かける準備を続けます。生理であることを伝えづらかったり、大学では結局休み扱いになってしまうため、毎月辛い思いをしながら行っていると言うのです。
そして結局、我慢しながら、パートナーは出かけて行ってしまいました。。。
抱いた疑問
その後、生理休暇について調べてみると、言いづらかったり、そもそも就業規則にないため申請する人はほとんどいないといいます。
さらに、話しづらく休みづらいために、我慢しながら学校や仕事に行っているという体験談を、いくつも目にしました。
なぜ、生理はこんなにも話しづらく、隠されているのだろうか。
身体に関わる重要なことを、隠さなければならない。体調が悪い時に、元気なふりをして過ごさなければならない。それは相当負担になるはずで、そうして無理をして過ごす人が、一体どれほど存在しているのだろう。
こういった疑問やモヤモヤを抱くようになりました。
大学でのフェミニズムとの出会い
そんなモヤモヤを抱えたある日、大学で受ける授業を決めるためにシラバスを眺めていると、「フェミニスト現象学入門」という授業が目に入りました。その時の僕は、フェミニズムって大事そうだけど、自分には必要ないな〜と考えていたため、授業を取ろうとは思いませんでした。
ですが、一応どんな内容の授業なのか見ておこうとシラバスを詳しく見ていると、授業計画の一つに、「月経はなぜ隠さなければならないのか」という内容を見つけました。
僕が抱えていた疑問と、ピッタリ会う問いが書かれていたのです!この瞬間、授業を取り、フェミニズムを学ぼうと決意しました。
そして、この時初めて、フェミニズムは身近なことに関係があるんだということを知り、もしかしたら自分の生活にも関係があるんじゃないか…?と考えるようになりました。
これが、僕とフェミニズムとの出会いになります。身近な人の辛さを目の当たりにして、疑問とモヤモヤを抱えたことが、きっかけでした。
僕はこのフェミニスト現象学の授業で、「自分のためにも、フェミニズムを学ぶことは大切だ」と思いました。どんなことを学び、何を感じたのか、今後記事にして詳しくご紹介します。お楽しみに!
※パレットークさんは、LGBTQやフェミニズムについて、実体験に基づく漫画でわかりやすく紹介しています。また、noteではより詳しい内容を発信しています。ぜひ覗いてみてください!
インスタグラム:https://www.instagram.com/palettalk_/
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