3児の母が IT 企業のマネージャーに!TSクラウドが目指す DX 支援の新しいカタチ
みなさん、こんにちは!株式会社TSクラウド IT推進事業部 マネージャーの早坂です。
株式会社 TSクラウド(以下、TSクラウド)は、長野県上田市と佐久市に拠点を置く、Google Workspace の正規代理店です。2020 年の日本法人立ち上げ以来、北海道から沖縄まで、全国の企業の Google Workspace 導入支援を行っています。
note 2回目の今回は、3児の母であり IT 未経験だった私が、 IT 推進事業部のマネージャーを務めるに至った経緯をご紹介します。
1. 長野県民になって 13年
TSクラウド は長野県上田市と佐久市にオフィスがある生粋の長野県の企業ですが、私自身は長野県の出身ではありません。
第一子が生後 1 か月の時に、パートナーの転職をきっかけに関東圏から長野県に移住してきました。長野県は私が子どもの頃にキャンプやスキー、温泉旅行などで毎年訪れており、安曇野市でペンション経営をするのが幼少期の夢でした。
現在暮らしているのは安曇野市ではなく上田市ですが、ご縁とは不思議なものですね。長野県の素敵な自然に囲まれながら、3児の母として仕事と育児に忙しく毎日を謳歌しています。
2. IT未経験の私と、はたらクリエイトグループの出会い
TSクラウド は、株式会社はたらクリエイト(以下、はたらクリエイト) のグループ会社として IT 推進事業を行っています。
はたらクリエイト は、「仕事でしあわせになる」を経営理念に掲げ、地方でキャリアを諦めない組織づくりに挑戦し続けているグループです。
3 人娘の末っ子が 1 歳になる頃に出会ったのが、はたらクリエイト の Web コラムライターの求人でした。育児一筋で20代前半を過ごした私は、IT 業界未経験であることはもちろん、アルバイト以外の就業経験がありませんでした。そんな中で長野県内の求人情報では異色の「未経験可・託児所付き・PC を使った Web ライター」という募集内容に惹かれ、即座に応募しました。
これだと決めたら即実行!の行動力は私の取り柄です(笑)
3. ライターからシステムエンジニアへ
Web ライターとして入社しましたが、実際にライター業務にあたったのは最初の数か月だけでした。ライティングの案件とは別に、データを扱う新規案件が立ち上がることとなり、プライベートでホームページ制作経験のあった私に任せていただくことになりました。
その後もオペレーション案件や SNS 運用案件など、20 を超える案件の立ち上げに携わりました。この経験を通じて、業務の効率化やプログラミングへの興味が芽生え、社内システムのチームに参加することになりました。
社内システム業務の中で Google Apps Script(GAS)を学び、社内の勤怠管理や工数管理に係るシステム開発や各案件の業務効率化に取り組みました。IT の力で業務を良い方向に変えていけることにとてもわくわくしました。
4. 社内の経験をもとに立ち上げた DX サポートサービスでの気づき
社内の取り組みで培った Google Workspace を使った業務改革の経験を活かし、代表の井上とともに弁護士法人向けの DX サポートチームを立ち上げ、2020年から 3年間にわたってサービスを提供しました。
お客様の DX 推進を支援する中で、私は重要な気づきを得ました。
DX の推進には、新しいものを柔軟に取り入れる組織文化と、経営陣から信頼される現場の IT 担当者の存在が欠かせないということです。
また、受託開発に偏重したことで、私たち受託者に頼ってしまうがゆえに組織内に IT 人材が育たなかったり、組織の外からサポートをすることが難しい組織文化が障壁となったり、契約範囲を超える挑戦ができなかったりというジレンマに直面しました。
この経験から、受託開発ではなく、組織が自立して DX を進めていく基盤づくりのサポートに切り替えることが、企業の DX 支援を効果あるものにするために重要だと確信しました。
そこで、別のチームで動いていた Google Workspace ライセンスの代理販売事業と DX サポート事業を融合させ、「IT推進事業部」として新たな形で DX 支援サービスを提供するため、マネージャーに就任しました。
5. TSクラウドで私が目指す支援の形
私にとって、新しいスキルを身につけ、目の前の業務やお客様にポジティブな変化をもたらすことは、とてもわくわくする経験です。企業にとっての DX の取り組みも同様に、企業やそこで働く人々がわくわくしながら進められるものになるといいなと考えています。
変化には必ず困難が伴います。
私が目指すのは、 TSクラウド が提供するサービスで、変化の際に発生する障壁を可能な限り小さい階段とし、DXを推進する企業で働く方たちが楽しく前を向いて取り組めるチャレンジに変えることです。
新しい文化や技術に寛容な日本の企業はきっと、DX でさらに発展していくと信じています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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