生成AIと一緒にコンゴ紛争地域の「平和」に向けての解決策を考えてみた
このアインシュタインのこの言葉が言わんとしていることをChatGPTに聞いてみました。
なるほど!
「イジメはいけない」「紛争をやめよう」と訴えてもなくならないのは、解決策と思って実行している施策に、創造的かつ革新的な思考が足りていないのではないのか?
平和の定義?
平和学の第一人者と言われるノルウェーのヨハン・ガルトゥング博士は、「積極的平和」を唱えている。
「消極的平和」は暴力がないので平穏のように見えるが「見せかけの平和」に過ぎなくて、精神的にはまだ紛争が続いている「なんちゃって平和」「平和ごっこ」なのです。
国際紛争が起きる要因の70%は、エネルギー資源の利権争いです。
コンゴ民主共和国(DRC)などの資源の呪いは、その奪い合いの歴史とも言えます。
紛争が起きることで、難民等が発生し、国家や地域間に貧富の格差や暮らしのレベル差が生み出され、テロやクーデター、略奪行為等、暴力の発生増加の要因となっています。
紛争の解決には、紛争要因の理解と分析、そしてそれへの有効的な対策が重要ですが、DRCでは、第二次コンゴ戦争以降、偉い人々が考えた案で、何度となく和平合意が行われてきましたが、ほとんどが「和平合意ごっこ」です。
米川氏の著書では、外部者は、和平や停戦合意が調印されれば紛争が終結して「選挙をすれば平和がくる」といった勘違いが多く、紛争の犠牲者になる一般市民が望んでいる「人間らしい生活ができること」とする平和構築の考え方のギャップも指摘しています。
魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えるべき
『CNN効果』(24時間常時ニュースを放送することで、大きな出来事だと時間枠にとらわれず、延々と現場中継ができるようになったこと)によって、寄付が集まりやすくなったことは事実です。
CNNでエチオピア状況を知ったボブ・ゲルドフが、バンド・エイド~We are the world ~Live Aidの流れで、多額の寄付を集めた例は有名です。
そして援助国は『目に見えるもの(学校建築やインフラ整備など)』を行いたがる傾向があります。このような「物質(短期)的支援」も必要ですが、「精神(長期)的支援」が伴わなければ長続きしません。
他国のために、支援国が国民の税金を使って、どこまで支援し続けるのか?
支援国にとっては必ず政治的な思惑や目論見があるでしょう。
また、民間・NPOなどの人道支援機関が、様々なアプローチしていますが、DRC政府が本気になって当事者(共事者)として解決策を展開していかないと難しい面が多いのも事実です。
行政官の中には、賄賂を要求してくるか?自分が関わる利権構造にヒビが入らないように、あらゆる工作を行っているという証言もあります。
DRC東部紛争を解決するには、外部者ではなく現地のコンゴ人が「構造的暴力」がない状態の平和にむけて、問題解決に当たらなければいけないのです。
なぜ、若者による飲食店での迷惑動画炎上が続くのか?
寿司チェーン店をはじめとする飲食店などで撮影した若者の不適切動画の投稿による炎上が繰り返し起こっています。
どれも、飲食店などで客またはバイトとして不衛生な行為や問題行動を起こし、自ら撮影してSNSに投稿して、炎上するというパターンは同じです。
投稿者自身は、デジタルタトゥーとして個人情報がネットに残り続けることになり、飲食店に甚大な迷惑をかけて、自分の人生にも暗い影を落とす可能性が高いことを想像できないのでしょう。
そして投稿者の大半は、当該店舗に恨みがあったわけではなく、動画を投稿することによって多額の収益が見込めるわけでもないのです。
私の推論ですが、同じパターンが繰り返される要因は?
この環境にいるので、不適切動画を投稿することによる各方面への影響が分かっていないのでしょう。
この環境から抜け出さない限り、どんな規制・ルール・罰則を作ったところで、またどこかで誰かが、同じパターンの不適切動画の撮影をして、動画を投稿して炎上するでしょう。
武装組織・部隊に対する人道支援の在り方は?
物心ついた時から武装組織・部隊の中で育った人にとっての”当たり前”に、外部者が「その”当たり前”は間違っています」と説いたところで、腹落ちするとは思えません。
彼らにとっての「積極的平和」は、前述の「貧困・抑圧・差別などの構造的暴力がない状態の平和」ではないのかもしれません。
前述の通り、武装勢力に属している人も「今いる環境と全く違う環境に変わる」と、”当たり前”の違いに気が付けるはずです。
私は、紛争地域における武装勢力の潜在意識をアップデートし、平和への道を探るにあたり、次の2点が非常に有効な戦略となり得ると考えています。
そこでChatGPTに聞きました。
ChatGPTの回答は次の通り
「ChatGPT君、革新的発想じゃないね!」
ツッコミいれながら、ChatGPTに次の問いを投げかけました
この問いに対してChatGPTは?
「ChatGPT君、謝ってきた感はあるけど、何となく素直じゃないな」
とツッコミをいれながら、読み続けると
「だろ?僕が言った通りだろう!」
「ChatGPT君、君はいい奴だね。意見が一致したね」
仲良くなったChatGPT君に私の考えを要約してもらいました。
文化とアートを活用した平和構築
共感の促進
音楽、アート、演劇は普遍的な言語であり、言葉の壁を越えて感情を伝えることができます。これにより、異なる背景を持つ人々間の共感を促し、相互理解の土壌を育てます。
新しい視点の提供
文化的活動は、参加者に新しい視点を提供し、固定化された思考や偏見を打破する機会を与えます。これは、紛争の根本的な原因に対する理解を深めることにも繋がります。
VRとARの活用
体験型学習の提供
VRやARは、ユーザーに実際には体験できない状況や視点を体験させることができます。これにより、敵対する側の苦悩や視点を理解するための強力な手段となり、共感と理解の促進に寄与します。
教育と意識向上
これらの技術は、教育ツールとしても活用でき、紛争の歴史、原因、影響についての深い理解を促します。また、平和構築におけるロールプレイやシミュレーションを通じて、異なる解決策を模索する機会を提供します。
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