小型船舶免許試験の中での気象に関するお勉強
車の免許と違って、小型船舶免許の教習には、気象に関する項目がある。やっぱり船の方が天候に影響を受けやすいし、そこの判断を誤ると死に直結しかねないからだ。
小型船は本当に風と波に弱く(雨は平気)、小さい船だと1.5mの波とか10m/sくらいの風ですぐ「出航はやめておいた方がいい」となる。実際小さいプレジャーボートだと1mくらいの波でも結構きついのでおっしゃる通りなのだが、それだけ天気の影響を受ける乗り物って乗り物としてどうなんだ、という気もする。まあ、それでもこれだけ普及しているってことはそれを補って余りある魅力があるということでもあるのだろう。実際楽しいしね。
最近勉強していないと最初に書いたが、そういえば小型船舶免許の教習は受けたのだった。免許を取った後輩に唆されたのもあったが、強制的に何かを学ぶ機会を作ろうという意思でもあったのだった。その辺から、勉強の習慣を取り戻そうと自分なりに動いてはいたんだなあと思い出す。
気象の話に戻すと、とはいえ、小型船舶免許は4日くらいで取れる免許なので、そんなに深く教わるわけでもない。高気圧は天気が良い、低気圧は悪い、風の吹き方はこう、前線は寒冷前線と温暖前線、閉塞前線、停滞前線があって天気が悪い、それぞれ雨の降り方はこう。季節ごとの代表的な気圧配置はこう、春の二つ玉低気圧は気をつけろ、台風の西側は可航半円とかとか。基本的な内容をおさらいした。
それだけの知識で船に乗るのは不安だったというのもあって、もう少し勉強しようとなったのでした。
今回は短いけれどこのへんで。ちなみにヘッダーの写真は、普通の人が見たら曇りだけど、船から見たら風もなくベタ凪でめちゃめちゃいいコンディション、というのを表した写真です。
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