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お金と時間のためにもっと早くやっていればよかった行動

お金に関する無頓着さを悔い改め、自分以外の人に同じ過ちを犯して欲しくないがゆえにこのnoteを書きました。

別に借金を背負って自己破産したとか、何かしらの投資商材で大損したとかそういう話ではないですが、自分の無知さが原因でお金と自由時間を増やすために時間を上手く使えていなかったと最近になってすごく後悔していました。

ここ最近自分でかなり倹約できるようになってきており、倹約家になるにつれて自分以外も知識として知っておいた方がいいだろうと余計なお世話で友人や同僚との会話でも話題に出すのですが、自分の話し方が悪いのかあまり興味を持ってもらえないことが多いです。別にそれによって自分が損するわけではないので別に構わないですが…

その中でも興味を持ってもらえた人に「もっと早く知っていればよかった」と言われることが少なからずあったため、ここから先で実際に自分が「やってよかった」と思うお金と時間に対する行動をピックアップしてまとめていきます。「資産をもっと増やしたいがどうしたらいいかが分からない」「知識としては知ってるが行動に移していない」そういう人の背中を少しでも後押しできれば。


スマホの料金プランは格安SIMにする

ahamo・povo・楽天モバイル・Yモバイル・LINEMO、格安SIMをあげ出したらキリがないくらいにはキャリア間で次々とサービスが生まれている。この中でどのキャリアの何のプランがいいといった詳細な話はさておき、問題は数年前のプランのまま月々¥10,000近く月額費用を支払っていることである。ちなみに自分はLINEMOの前身であるLINEモバイルを2018年くらいに契約した。当時の月額費用は¥7,000~¥8,000を支払っていたのが、LINEモバイルに切り替えたことで今は月額¥1,500くらいです。安くなったからと言って通信速度が悪いとかギガが足らないのではとネガティブ要素があるかもしれないが、自分にはLINEモバイルで十分でした。契約内容と決め手は下記。

  • 使用できる通信容量は3GB/月
    (基本Wi-Fi環境下で仕事してるからほとんど使用しない)

  • LINE・Twitter・instagram・facebookの通信容量はカウントしない
    (これが決め手、今はスマホの通信容量はこれらしか使ってない)

店頭で契約手続きをやっていなく、すべて自分で対応する必要はあるが、そんなに手間じゃないです。今これを見ている人くらいのリテラシーであれば紅茶でも飲みながら優雅にこなせる内容だと思います。2018年にLINEモバイルにしたおかげでどれくらいお金が浮いたのかを計算したら、約¥325,000がお得になっていました。

LINEモバイルにして浮いたお金は¥325,000


証券口座をとりあえず作る

何も考えず脳死の状態で証券口座を作っていたのが2018年の自分。当時は「証券口座??NISA??お得そうやし、作っておいた方がお得やわ。作ろう。」と本当に後先何も考えず証券口座を作っていました。今になってお金の勉強をしているわけだが、資産を運用していく際には証券口座が必要で、事前にあったからスムーズに資産運用を開始できました。証券口座はあった方がいいです、間違いなく。

何を選べばいいか分からない人は、とりあえず楽天証券で証券口座を作っておけば問題ないです。楽天証券は何かと便利。最近ポイント還元率が改悪されたりとありますが、そういうのは初めて証券口座を作る上では関係なし。何も考えず証券口座を開設して、ちょっと使ってみてからお得かどうかは考えましょう。でないと改悪を言い訳に行動に移さないから。

ついでだが、楽天銀行の口座開設も推奨します。同じ1回の面倒で済む分、一緒の手間でやった方がいいです。一般的に証券口座の利用方法としては、

  1. 購入したい投資商品を見つける

  2. 購入に必要な金額を入金

  3. 投資商品を購入する

この流れになりますが、楽天銀行と楽天証券を連携させることによって②をスキップすることができます。楽天銀行の残高から勝手に楽天証券に入金してくれる。これが非常に便利で、いちいちATMから入金とかPCで振込先をどうこう操作する必要がなくなります。「マネーブリッジ」という制度なんだが名前はどうだっていい。このシステムが大事。


給与口座を変更する

自分は住宅ローンを35年で組んで毎月支払いをしています。ローンの支払い口座は物件購入時に銀行を指定されたので、ローンの支払いのためだけに新しく銀行口座を開設しました。今の会社が入金してくれる給与口座とローンの支払い口座が違うため、毎月給料日後にはATMに並んでお金を移動させるというこの世で一番意味のないアクションを1年ほどおこなっていました。給料日付近になると銀行のATMが長蛇の列になるのはこれかとその時に不満を感じながら並んでいたのを今も覚えています。

ATMに並んでお金の移動が完了するまでの時間は平均で20分、年間で240分、35年続けるとして8,400分 = 350時間。これだけの時間をお金を移動させるために使うのかと考えたら非常にバカらしくなり、給与口座を変更することにしました。

給与口座は会社で決められているから変更できないと考えている人へ。結論給与口座は社員自身で選択できます。あくまでも会社は"お願い"としてみなさんの給与口座を指定しているだけなので。

労働基準法第24条によると、「賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。」とされています。

  • 給与の振り込みは、「本人の同意」や「本人の指定」が必要であって、本来は、会社から特定の金融機関を指定することはできない

  • 会社が振込先の金融機関を指定したいときは、会社のメリットと従業員の手間を勘案し、本人の意思も尊重しつつ、かつ同意を得た上で実施する

会社との関係性もあって難しい人もいるかもしれないですが、この350時間がどれほど貴重なものか考えてぜひ天秤にかけてみてほしいです。

ちなみに自分は給与口座を楽天銀行に設定しました。理由は上記にも軽く記載はしたが、

  1. 楽天銀行→楽天証券への入金が自動で可能

  2. 他行への振込手数料が預金額に応じて数回無料

  3. 毎月自動振込設定が可能

この②・③によってローンの支払い口座へ手数料無料で自動振込がされるようになり、330時間ほどが無駄に過ごさずに済むようになりました。

投資に興味を持つ

銀行口座の金利がほとんどないことは百も承知。ただ、世の中には自分でお金を稼ぐ以外に「お金にお金を稼がせる」ことができるのをもっと早く知っておくべきでした。それこそが投資・資産運用といったもの。

まず興味を持つという点でおすすめするのは「バビロンの大富豪」という書籍です。これを読んで欲しい。Amazon Prime会員なら無料で読めるので。

これは投資におけるバイブルと言われていて、刊行以来80年以上経過しているが、いまだにその人気は衰えることを知らず、欧米の多くの人に愛読され続けている名作。「繁栄と富と幸福の原則」をストーリー内で学ぶことができます。

読みたくない、読む時間が取れない人は下記Notionに自分が特に身になったポイントを箇条書きでまとめてるので、こちらを見ればおおよそ内容は把握できます。

稼いだものは、すべてその一部を自分のものとして取っておく。これが一番大切だと思っていて、自分のものとして取っておいたもの(お金)を使って投資・資産運用していくことが重要。

「投資はギャンブルだ」「資産運用は難しい」と変にバイアスかけるのではなく、何も知らないんだからイチから勉強しようというつもりで資産形成について勉強していけばいい。

両学長のyoutubeが解説難易度も低く、初めての人におすすめできるので、ぜひ視聴してみてください。

不要なバイアスは捨てて、ぜひ最初の第一歩を踏み出してほしいです。

人事考課を適切にする

会社員向けの話。人事考課は稼ぐ上で非常に大切。入社した当時の自分は、「給料は年々勝手に上がっていくだろう、いい感じに」と考えていたがそうではありませんでした。もちろんそういう職種もあるだろうが、少なくともうちの会社は違います。会社とコミットする人事考課に対してどれだけの結果を残せたかによって、給料の上がり幅が変動する。ここを理解するまでに1~2年ほど使ってしまったことを後悔しました。自分の会社ではあまりないが、無茶難題な人事考課を掲げることもあれば、掲げた目標に対して関係ない業務を渡してくる会社も少なくないでしょう。こういう時はきちんと「NO」を言えるようにしたい。そうでないと自分の人事考課・給料に関係してくるから。会社員に共通して言えるのは、会社にはお金を稼ぎに行ってるということ。その大前提があって、同僚と和気あいあいしたり、ビジョン・カルチャーがマッチしているから所属する等の理由が生じる。お金を稼ぐ上で、この人事考課で果たしていいのかを泣き寝入りするのではなく、きちんと相談した方が自分のためになる。相談できない環境なら、その会社でお金を稼ぐことについて自身ともう一度真剣に考えてみてください。

医療保険・生命保険を見直す

世の中に蔓延している民間の医療保険・生命保険はほとんどいらない。ほとんどの人が入っている健康保険だけで十分です。健康保険には高額療養費制度といって、医療機関や薬局の窓口で支払った額が単月で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度があり、仮に入院することになったとしても入院費用は月¥100,000くらいあれば足ります。

高額療養費制度の上限額について

仮に6ヶ月入院したとしても¥600,000しかかからない。入院時に¥5,000もらうために入院していないタイミングで毎月¥1,000~¥2,000の支払いをするのかと考えたらどれだけ無駄・無意味な出費なんだと考えさせられるはずです。

また、生命保険はもっと無駄。制度を知れば知るほど、掛け捨ての保険はギャンブルにしか思えないし、積立型の生命保険は購入時に手数料を取られ、運用手数料を取られと手数料大好き芸人もビックリのぼったくり商品。積み立てて投資できてるんだからいいのではと考える人もいるでしょうが、積立型保険の利回りは大体0.7%。20年間毎月¥30,000を積み立て、年利0.7%だった場合は元本¥7,200,000に対して¥7,720,000、結果¥520,000の利益。20年でたった52万、ここからあれよあれよと手数料が引かれることを考えると他の資産運用を検討した方が1,000倍くらいはいいです。自分は娘が生まれたタイミングで学資保険に入ったのですが、1年経たずして解約しました。元本割れしているからと担当よりアウトが来ましたが、授業料だと割り切って即解約。¥180,000を失ったがそれについては後悔しておらず、無知なまま保険の営業マンに提案されて加入してしまった自分に後悔していました。

生命保険は入らず、その分を最低限の医療費をさっさと貯めればいい話。


すべてにおいて言えること

今まで書いてきたことの中で「これはやれていなかった」「もっと早くやっていたらよかった」と思うことはあったでしょうか。ただ、絶対だと言えることとしては、今からでも遅くないということ。行動こそが正義だということ。知識として蓄えておくだけだとお金にはならず、行動に移してこそお金と成る。読み終わって勉強になったと満足するのではなく、行動し終わった結果で満足して欲しいなと思ってます。

ここで出てこなかった倹約でぜひ教えてあげたい!ってものはぜひ教えて欲しいです。いいことはシェアしあって、皆で幸せになりましょう。

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