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神さまが語るアトランティスの歴史#5

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本の紹介

バシャールがおすすめする数少ない本に、シエン・デロハンの『意志の正しい使い方 (Right Use of Will)』があります。この本は「大いなる全て (all that is)」、つまり神さまから直接チャネリングして書かれた本だとバシャールはいいます。本の内容はバシャールや並木良和さんの教えと共鳴するところが多く、まさに「針の目」もしくは「大激動の時期」を抜けてアセンションに向かう私たちにとって、貴重な叡智やインスピレーションがたくさん詰まっています。現時点で日本語の翻訳は出版されていませんが、著者と版権のお話を済ませ、並木良和さんに帯を書いていただくことになっています。ご興味のある出版社の方、ご連絡お待ちしています。

神さまはこの本の中で、私たちはいま地球の歴史上「重要な岐路」に立っていることや、否定を手放すことで分離してしまった「スピリット」と「意志」を統合できることなどについて話しています。さらに、パンゲア、レムリア、アトランティス時代の歴史を神さま視点から明らかにしています。今まで神さまとの対話や、神さまからチャネリングした予言の書などは出版されてきましたが、有史以前の地球のお話を神さまから直接チャネリングした本はとても珍しいです。バシャールは、「本当の地球の歴史」は2023年9月現在で47%しか開示されておらず、オープンコンタクトが始まってからその全貌が徐々に明らにされていくといっています。本当の歴史をいま知りたい方は、ぜひこの本を読んでくださいね。今日はアトランティスの#5です。


今日のテキスト: 「アトランティス」 (#5)

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神さまはアセンションにむけて「スピリット」と「意志」のバランスをとる必要があると教えてくれます。この二つの言葉はとても大切なので先に説明しておきます。

「スピリット」 (Spirit)
肉体や物質に対する、を意味します。これは、理性理念の主体にもなります。
例) 「働かざる者、食うべからず」という理念。

「意志」(Will) 
理性や理念に対する、感覚感情のはたらきを意味し、女性性を表します。
例) 「そうはいってもしんどいよー(涙)」という感情。

「レムリアは意志に傾倒しすぎて海底に沈んでしまったのだ」と思ったアトランティス人は、意志を否定してスピリットを重視します。スピリットの素晴らしさを具現化した「地球で最も高度な文明」のように思われたアトランティスは、果たしてどんな結末を迎えるのでしょうか?

「レムリアが絶望的な状況に陥れば、スピリットはドラマチックに意志を救い出して愛してくれるだろう。最終的に意志とスピリットはいい関係を取り戻すに違いない」という幻想を密かに抱いていたレムリア人はたくさんいました。しかしこのようなレムリア人の楽観的な考えの裏には「スピリットは暗闇に閉じ込められている意志を助け出してはくれないだろう」という恐れもありました。

私はレムリア人が求めていた形でレムリアに「天の采配」をふるいませんでした。そのため一部のレムリア人はアトランティス人に助けを求めました。レムリア人は「アトランティス人がレムリアの問題を解決する手助けをしてくれたらいいな」と願っていましたが、レムリア人はスピリットを批判していたので、無意識のうちにアトランティス人に対しても批判的な態度をとっていました。

一方でアトランティス人はレムリア人を助けることに対して抵抗を感じていたので、対応はかなり遅れました。アトランティス人はやっとレムリアに到着したものの、感情豊かなレムリア人と一緒にいるのことに対して居心地の悪さを感じていました。そもそもアトランティス人はレムリア人のように豊かに感情を感じなくてすむようにアトランティスに住んでいたのです。それでもアトランティス人は結局レムリア人を助けることに決めました。

アトランティス人は「レムリア人からできるだけ距離をとりながらすみやかにレムリアの問題を解決して、さっさとレムリアから離れたい」と思っていました。レムリアから恐竜を追い出すために、アトランティス人は恐竜の巣が集まっている所に焦点を合わせてクリスタルの力を使ってみることにしました。

レムリア人は本能的に「そのようなことをしてはいけない」と思いました。しかしアトランティス人は「『クリスタルを使ってはいけない』というのはしょせんレムリアの迷信に過ぎない。我々が親切にレムリアを救おうとしているのにも関わらず、レムリア人は抵抗しようとしているのだ」と思いながら、レムリア人を無視しました。またアトランティス人は「アトランティスに移住したいレムリア人がいれば、我々が連れていってあげよう」と申し出ました。多くのレムリア人は母なる大地を離れることを嫌がったので、祖国のレムリアから離れることができたレムリア人は一部だけでした。アトランティス人は「レムリア人は、問題を解決するのに必要なビジョンをもっていないどころか、すぐに感情的になってしまう非合理的な人たちだ」と思っていました。「レムリア人がアトランティス人の助けをかたくなに拒否するなら、レムリア人はもう自分たちで問題を解決するしかない」とも思いました。

レムリアの意志はスピリットにまた否定されたように感じていました。意志の「失敗」に対処しているときのスピリットはかなり他人行儀で冷ややかな態度だったので、意志はただただ無力感を感じながらスピリットを見ることしかできないと思いました。

レムリアに恐竜が現れた原因はアトランティス人にもありました。しかしアトランティス人は意志を否定していたので「アトランティス人もレムリアの問題に関与している」ということに気がつきませんでした。レムリアに現れた恐竜はアトランティス人が抑圧していた感情を反映した存在でもあったのですが、アトランティス人にはこのようなことを理解できませんでした。アトランティス人がレムリアの問題に対処するために使ったクリスタルの力は、恐竜の数を一時的にしか減らすことができませんでした。さらに、クリスタルの力はレムリアに火山と地震を引き起こしました。こうして最終的にレムリアは海に沈んだのです。レムリア人は意志の力で「クリスタルを使うとレムリアが沈んでしまう」ということが直感でわかっていたのですが、結局、レムリア人が恐れていたことは現実になりました。レムリア人は「やっぱりスピリットなんて当てにならないじゃないか」と思い、ますますスピリットを批判しました。また「いろんなものを引き寄せる意志の力が、とうとう自分たちの恐れていたことを引き寄せたのだ」と思うレムリア人もいました。

レムリア人は自分を責めました。またレムリア人は自分の「恐れ」も責めました。レムリア人やアトランティス人は「どうしてレムリアが沈んだのか」という原因をしっかりと理解していなかったので、スピリットと意志の関係はさらに悪化しました。結果としてレムリアが沈む前は意志を信頼して好意的に思っていた人たちでさえ、「意志の引き寄せる力がレムリアを沈ませた」と思うようになり、意志に対して否定的になり始めました。

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訳者コメント

今年度のフリースクールの授業は今日でおしまい。「持ち上がりはない」って知った生徒が「え〜嫌だ〜」って不満たれてたのがめっちゃ可愛かった。去年の今頃まで家から 1 歩も出られなかった子。数年前まで希死念慮に負けそうになってた子。ずっと学校行ってなくて基礎的な漢字がわからない子。生意気だけどなぜか憎めなくて愛らしい子。目標のために大人顔負けのすごい努力をする子。色んな子が色んな経験をして、今こうして一緒に春の光に照らされてるのがとっても嬉しい。

過去に起こした事件とか診断名とかはあんまり関係ないってこと、彼らが身をもって証明してくれるの。「今、目の前にいるあなた」だけがリアル。その「あなた」と今の「わたし」が心と心で繋がる瞬間をたんたんと重ねていくだけ。リラックスしてればいい。心にポツポツ浮かんでくる気持ちをそっと大事にすればいい。それだけでいい。それさえあればどんな未来だって一緒に創っていけるし、人は時にそんな関係性を「信頼」と呼んだりすることを、一緒に学んだ貴重な 1 年でした。

「無為自然」が最高の教育じゃないかな。先生だって生き物だもん。毎日違う温度でいいし、その日の流れで臨機応変に好きなことやっちゃおう。それが生徒にとっても居心地の良い、シンクロの学びの空間になったりするの。イギリスの大学で授業してたときには感じなかった先生冥利、今感じられてとっても幸せです。


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