ホピの聖地で天国の母に会った話⛩️🐦⬛*バシャール in セドナ旅#08
2年前に母が他界したとき、 わたしはイギリスにいた。世界が正体不明のウイルスで大混乱してるとき、親族が医療従事者だらけの自分は、地球の裏からLINEで母の呼吸がだんだんゆっくりになるのを聞いていたんだ。「もう頑張らなくてもいいよ。もうだいじょぶだよ。だいじょぶ。だいじょぶ…。」
最期の数ヶ月、わたしたちはイギリスと日本にいながらほんとにたくさんおしゃべりをした。大学の研究室の廊下でおしゃべり。森をお散歩しながらおしゃべり。ソファで愛猫を膝に乗せておしゃべり。母とLINEでおしゃべりするのがすっかり日常の一部になってたから、母が旅立ってしばらくは、わたしの賢いiPhoneが 'Call Mum on LINE' って提案してきてくれるぐらいよく話してた。LINEのプロフィール写真の中で変わらずに微笑む母を指で押したら、「もしもし?」って出てくれて、また気軽にお話しできるような気もした。あれ?時差何時だっけ?今、いるかな?忙しいのかな?
母との最期はそんな感じだったから、くるりの『東京』を聴くといつも胸がぎゅってなって涙が流れてたんだけど。ホピの聖地でとんでもないミラクルを経験してから、不思議なことにこの曲をいくら聴いても泣けなくなった。まだ手放せてなかった「喪失感」の波動をついに手放しちゃったのかな。母は遠くにいったんじゃなくて、この胸の中で一緒に生きてる。ホピ族のルーベンのお話を聞いて、それがやっと体感でわかるようになってきたのかもしれない。
☜ 前の星に飛ぶ🛸✨
ルーベンに案内されて着いた聖地は、GoogleMapにも載ってないDawa Parkっていう美しい場所でした。とっても高い台地と、地平線まではっきり見える広い荒野に囲まれた静謐な場所。ルーベン曰く、ホピの先祖はこの高い台地の上で暮らしてたとのこと。水も、作物を育てる肥沃な土もないこんな乾燥地帯で、彼らは一体どんな生活をしてたんだろうか。「ホピ」っていう言葉には「平和の民」という意味があって、他の部族との闘いを避けるために、誰も望まない痩せ地をあえて選んで移住してきたという言い伝えもあるみたい。ホピの徹底した平和主義は、まるで愛のマスターのハトホルみたいだな、と思った。
ココア色の岩壁には、数百年前からホピの先祖が刻んできた白い壁画がたくさんありました。そしてその壁画には、「何もない」乾燥地帯のイメージからは想像を絶するほど、豊かで、愛と調和に溢れた素晴らしいスピリットのお話がたくさん刻まれていました。ルーベンが壁画のシンボルを一つひとつわかりやすく解説してくれます。
↑上の写真の中央にある渦巻き状のグルグルは、ホピの'migration' をあらわすんだ、ってルーベンがいってました。この時の通訳はポジ鉄のそえさんだったのですが、それを「ホピの命の循環。生と死が巡るシンボル。」みたいな訳し方をしててめっちゃ目から鱗が落ちました。わたしなら辞書通りに「ホピの移住」としか訳せなかったけど、あのグルグルをみてるともう命の小車が廻っていく様を表してるようにしか見えなくて、そこにホピの移住の歴史も内包されてるんだ、これはすごい翻訳だなあと関心してました。
昔のホピは身長が140cmとかとても低かったはずなのに、多くの壁画は足を掛ける場所もないような垂直の高ーい壁に刻まれていました (マンションの5 階ぐらいの高さにもあったの!)「どうやってあんな高いところに描いたの?」って聞いたら「飛んで描いたとしかおもえないんだよね。」とルーベン。
宇宙人もたくさんいるのが印象的でした。宇宙船らしきものもあれば、ビッグフットの足跡や、ポータルのシンボルなど、とっても興味深い壁画が盛りだくさん♡
そして、今度はわたしがそえさんから通訳のバトンをうけとり、ルーベンと並んで歩きながら雑談してた時のこと。(ル: ルーベン わ: わたし)
ル「僕が日本に行った時、熊野っていうとこに行ってさー、三本足の烏がとっても素敵だったんだ。僕はそのアクセサリーを作る許可を熊野の神様にもらえたから、八咫烏のシルバージュエリー作れるんだよね」
わ「えー!わたし、そこ出身だよ!」
ル「Wow! 」
わ「What a small world! (なんて偶然!) 大好きな祖母がボケちゃって、母もあの世に行っちゃったんだけど、八咫烏を見てるとね、なぜか生きてく力をもらえる気がするんだ。」(わたしがイギリスで鬱になったとき八咫烏に命救われたお話はこちら。)
その数秒後、みんながちゃんとついて来てるか振り返ろうとした瞬間、視界に飛び込んできたのは、なんと死んだ烏だった。
思わずルーベンのシャツを子どもみたいに強く引っ張って、その烏を指差したら、彼はすごい優しい眼差しで「知ってる?あなたは独りでここへ来たんじゃないんだよ。あなたの祖先のスピリットも一緒に来てるんだ。」っていわれて全身に鳥肌が立って涙が止まらなくなった。最愛の祖母がボケて、母があの世へ転生したいま、自分は女性としての「つながり」を失って宙ぶらりんだと思ってたけど、違ったんだ。見えなくてもちゃんとハートでつながって愛されてるんだ。和歌山から1万キロ離れたホピの聖地にきて、まさか自分の先祖のスピリットとこんな美しい形で邂逅できるなんて思ってもなくて、でっかい愛にすっぽりと抱きしめられてしばらく涙が止まらなかった。
そんなわたしをみてルーベンは、烏のスピリットに丁寧に儀式を捧げて、その羽根を1本清めてわたしにプレゼントしてくれました。何度ハートが壊れそうな経験をしても、1 度死んだ灰の中からは美しい不死鳥が生まれるんだった ('Rise Like a Phoenix From the Ashes' っていうのは有名な慣用表現です。) 。ちなみにセドナに行くときわたしが降り立った空港は Phoenix Airpot、「不死鳥」でした。ルーベンの儀式が終わったあと夢見心地でぼーっとしてたら、先ほどの、渦巻きシンボルのそえさんの素敵な訳が脳裏にふっと降りてきた。「命の循環。生と死が巡るシンボル。」生きなきゃいけないんだ。新しく。愛に満ちた大きなハートで。だって、そこに母も一緒にいるから。
バシャールイベントだけじゃなくて、ホピの聖地でも、美しいシンクロは羽を広げてすごい速さでびゅんびゅん通りすぎていきました。同じ姿形のシンクロはひとつとしてないんだけど、全てがシャガールの絵みたいな魔法の色彩をしてて、ずっとドキドキしながらうっとりしてたよ。ホピの村のシンクロはまだ続きます♡笑
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Love 🐦⬛
セドナ&ハワイの旅のまとめ👽🛸❤️🔥
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