ベイスターズのエースは東投手だと改めて感じた試合
とにかく今日の試合は東投手が素晴らしかった。
いつも通り山本祐大選手と阿吽の呼吸で意図を持った投球が終始出来ていましたし、ピッチトンネルを上手に使ったライン出しも全ての球種で完璧でした。
まさにお手本のような投球だったと思います。
最近のプロ野球だと先発投手でも平均球速で140km/h後半の速球を操る投手も増えてきましたが、東投手の平均球速は142.7km/h。
これはセ・リーグ防御率上位10人の中で最も遅い数字です。
それでも今日のように支配的な投球が出来るのですから、やはりピッチングはあらゆる意味での"コントロール"が重要なのだなと改めて感じます。
あとはやはり山崎康晃投手、ウェンデルケン投手、森原投手の勝ちパターンがしっかり仕事をしてくれてるのが本当に頼もしい。
アウェーでの延長同点登板は失点即サヨナラですから精神的に非常にタフな役割です。
この3人が居てくれれば、延長でもまだしっかり勝負が出来ますから、今後に向けても本当に良い材料です。
あとは打線。
あまりにも得点圏打率が上がってこないので、もうこれは確率が収束してくれるのを願うしかないかなという感じです。
足や小技も駆使して、首脳陣としてもやるべき事はやっていると思います。
それでも特に東投手、ジャクソン投手、ケイ投手が先発する試合に関しては引き分けでもというわけにはいかない。
この時期の5ゲーム以上差を縮めていくためには、下位チームに勝てる先発をぶつけた時には是が非でも勝って、それ以外の試合をいかに拾っていくかという勝負です。
明日はその下位チームにぶつけるジャクソン投手という試合ですが、ジャクソン投手はバンテリンドームのドラゴンズに相性が悪く、逆に相手の松葉投手はバンテリンドームでのベイスターズ戦を最も得意としています。
今日の分も打線がしっかり援護してくれると信じて応援しましょう。