416位:The Roots 『Things Fall Apart』(1999)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。
416位:The Roots 『Things Fall Apart』(MCA, 1999)
<ローリングストーン誌による解説(翻訳)>
90年代のオルタナティブ・ラップ シーンは、「20世紀後半の黒人音楽へのラヴレター」といえる本作をもって、アルバムの尺での表現における最高水準に到達した。このテーマが最も顕著に表れているのは、ヒップホップのもつ救済の力を柔らかく讃える“Act Too (The Love of My Life)”であるが、ブラック・ソートとマリク・Bが互いにライムし合う遊び心ある様や、万華鏡的な音楽の祝福の中でスライ・ストーンからスクーリー・Dまでの全ての先人たちへの敬愛とともに反復するビーツの中にもそれは見られる。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)
参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。
<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:416位
同アーティストのランクイン枚数:1枚
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:掲載なし