491位:Harry Styles 『Fine Line』(2019)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 (2020年改訂版)
491位:Harry Styles 『Fine Line』(Columbia, 2019)
<ローリングストーン誌による解説>
Harry StylesはOne Directionでポップの偉業を成し遂げたが、彼は1人になってさらにその深みを増している。『Fine Line』で彼は、自身が同世代において最も荒々しく想像力溢れる音楽精神を持つ1人であることを世間に知らしめた。Stylesは彼のヒーローたち ーJoni Mitchell、David Bowie、Stevie Nicksーがいた70年代カリフォルニアの太陽の空気を吸いながら、ソウルフルな失恋ソングを届けている。彼自身「これは全てセックスと悲しみを感じることについての歌なんだ」と話す。しかし同時にこのアルバムにはスターでいることの喜びにも満たされており、それはシュルーム・デリックなギタートリップ曲の"She"、ダルシマーに夢中の“Canyon Moon”、ジューシーフルーツなビーチ酒宴ソングの"Watermelon Sugar”で聴くことができる。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)
<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アーティストのランクイン枚数:1枚(本作は上から1番目)
【2012年度版】※前回版との比較用
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:掲載なし