423位:Yo La Tengo 『I Can Hear the Heart Beating As One』(1997)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 の解説文翻訳とレビューの連載をしています。本日はこちらのアルバムです。
423位:Yo La Tengo 『I Can Hear the Heart Beating As One』(Matador, 1997)
<ローリングストーン誌による解説(翻訳)>
人生と同じように、ロックにおいても人間関係の問題は最も人々の興味を惹くものである。円満な夫婦生活がニュースになることはほとんどない。しかしながら、長い間夫婦の関係を保っているジョージア・ハブレーとアイラ・カプランのカップルとベーシストのジェームズ・マクニューによるYo La Tengoは、共に何かを探求するということが何たるかを示している。深くキャッチーなファズ・セッションの数々や、カシオのキーボードによるボサノヴァ、Beach Boysの“Little Honda"のカバー、オルガンやパーカッションとシャイな囁きを魅惑的で美しく聴かせる素晴らしい名曲"Autumn Sweater”を含む彼らの1997年のアルバムは、最も楽しく冒険心に溢れたインディーロックの名盤である。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)
参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。
<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:424位
同アーティストのランクイン枚数:1枚
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:掲載なし