436位:2Pac 『All Eyez on Me』(1996)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に、2003年版と2012年版に続き8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 の本家サイトに載っているアルバム解説文の日本語翻訳をしています。本日はこちらのアルバムです。
436位:2Pac 『All Eyez on Me』(Death Row, 1996)
<ローリングストーン誌による解説(翻訳)>
2パックは、評価と成功、そして"殺人的なリリック"と世代の声としての切実さの全てを求めていた。そして彼は、4枚目(かつ最後)のアルバムでいとも簡単にそれらを手に入れ、27曲CD2枚組を通して頭の中で矛盾する全ての衝動を出し切っている。ドクター・ドレーによるトラック“California Love”はホームパーティーでの巨大なヒットとなったが、複数のプロデューサーやスター・ゲストが参加するこのアルバムをまとめ上げているものといえば、2パックのカリスマ性と彼のモラルとの葛藤に他ならない。「“It’s similar to Rhythm Nation, but thugged out — forgive me, Janet.”(『Rhythm Nation』に似ているけどサグアウトしてるんだ ー 許してくれジャネット)」と彼は"Got My Mind Made Upで歌う。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)
参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。
<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:436位
同アーティストのランクイン枚数:1枚
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:掲載なし
同アーティストのランクイン枚数:掲載なし