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443位:David Bowie 『Scary Monsters』(1980)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に、2003年版、2012年版に続き8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選本家サイトに載っているアルバム解説文の日本語翻訳をしています。本日はこちらのアルバムです。

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443位:David Bowie 『Scary Monsters』(RCA, 1980)

<ローリングストーン誌による解説(翻訳)> 
 その終わりは70年代の終わりであり、また世紀の終わりでもあった。「the same old thing in brand-new drag(最新の女装をしたお馴染みのやつ)」と吐き捨てる“Teenage Wildlife”や、"Fashion"といった未来的なポストパンクの風刺曲と共に、ボウイは70年代という自らがその定義の一部にもなったディケイドを振り返り、激しい攻撃を浴びせている。ニューロマンティクなシンセサイザーと共に叫ぶ“Ashes to Ashes”ではボウイはトム少佐(※1)を再訪し、高みに上がるほど気持ちが落ちていく失われた宇宙飛行士について悲しい物語を語っている。
(※1)...1969年の"Space Oddity"に登場するボウイが創り出した人物。"Space Oddity"で全人類が注目する宇宙の任務をやってのけたトム少佐は、Ashes to Ashes”で実は彼が薬物中毒者だったと歌われる。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:443位
同アーティストのランクイン枚数:5枚
(その他のアルバムは、40位『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders From Mars』、52位『Station to Station』、88位『Hunky Dory』、206位『Low』)
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:5枚
同アーティストのランクイン枚数:5枚
(35位『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders From Mars』、88位『Hunky Dory』、251位『Low』、279位『Aladdin Sane』、324位『Station to Station』)


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