【修理】 ハンドミキサーが、「今はもう動かない」
愛用のハンドミキサーが、壊れました。
20年以上使い続けた相棒です。
半年ほど前から調子が悪くなって、「スピードのダイヤルで、最速の5が入らなくなったなぁ~」と思っていたら、次使った時は、「3」があやしくなって、次に「4」が無理になって、最近とうとう全てが動かなくなりました。
命の灯が消えゆくように、まるで老衰するかように、動かなくなったのです。
もう十分に活躍してくれたし、今まで共にいろいろなものを泡立ててくれた戦友に感謝して、安らかな眠りについたと思えば、いいのかもしれません。
しかし、目の前で力尽きた戦友を見ていると、「まだ泡立て足りない!アタイはまだヤレる!!!」と訴えかけてくるような気がして、一か八か、修理してみました。
ハンドミキサーの分解
ハンドミキサーの分解は、簡単でした。
ボルト3本で止まっているだけなので、ボルトを外せば、すぐにカバーが取れます。
そして、カバーを外した、そのシルエットを見るや・・・
どこかで見たことがあります。
これは、まぎれもなく、崖の上のおサカナチックな女の子が乗っていた「アレ」あれです。
しかも、現代風に電動化されています!
・・・
・・・そんな不毛な驚きはサテ置いて、電動化ポンポン船 ハンドミキサーの構造と故障の原因を調べます。
まず、何より素晴らしいのは、基板が一切使われていないこと。
古き良き時代の設計技術の成せる業です(笑)。
これであれば、修理できる可能性は十分にあります。
ハンドミキサーが故障した原因と修理
原因はすぐに分かりました。
速度切り替えスイッチの接触部分に、油と摩耗粉の混合物と思われる、黒い付着物がベットリと付いていたのです。
どのようにヤバいのか、分からないくらいにヤバいです。
おそらく、これが通電を邪魔していたのでしょう。
これを綿棒でふき取ったのですが、清掃中に、痛恨のミスを犯してしまいました。作業中に裏の赤い配線を切ってしまったのです。
でもこれくらいは、大丈夫。
これで、作業はひとまず終了。
コンセントを差して、動作確認すると、「1~5」までの全ての速度で問題なく動きました(祝)。
ハンドミキサーは、まだまだ現役で、頑張ってくれそうです。
全快のお祝いと今後の活躍を期待して、記念撮影をしておきましたとさ。
めでたし、めでたし。
まとめ
(おわり)
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