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2023年最悪の思い出更新!

昨日に引き続き、今日も散々な一日でありました。
ただ、1つの悲劇でしたが・・・

尿検査事件


私は健康診断に行きました。
いつもより大幅に早起きをし、該当する建物に向かいました。
もちろん朝食は禁止。

つくや否や早速レントゲン、視力検査、聴力検査、etc.。
着々と進んで行きました。

しかし、突然その時は来ました。

「次は尿検査です。この検尿コップに尿を入れて持ってきてください」

ベテラン看護師は私にそう告げました。

一応トイレに入る私。しかし、私は慣れない早起きに体が目覚めておらず、全く催しませんでした。

「・・・・・・」

看護師さん「無理そうならちょっと時間を置いてもいいですよー」

私「あ、はーい」

水を渡され、待合室でひたすら待ちました。

・・・・・・

・・・・・・

あ、これ、駄目だ。あと1時間は出ないわ。


尿意のnの発音すら出ないことを確信し、私は脇汗を流しながら考えました。

・・・・・・

・・・・・・

・・・マジでこの時間何?

私そこまで暇じゃないんですけど・・・

・・・よし。

何かが私に決意を固めさせました。
おもむろに私はトイレの洗面台から水を汲み、
「終わりましたー」と言って水道水の入った検尿カップを提出しました。

秒でバレました。

看護師「こんなクリアな尿ってある??これ、本当に尿?」

私は泣きそうな顔(自分の顔はマスクで隠れていましたが、多分目だけでわかったとおもいます)をして、言いました。

「はい。」

2秒くらい沈黙が流れました。

看護師「・・・・・・はーい、わかりました。(もう一人の看護師に向かって)マイナスで書いといて」

私はこの場の全体最適を求めた結果、奇行に及びました。自覚してます。
私はこんなオシッコを待つためだけに午前中を潰したくない。
看護師さんもこんな一人の人間のオシッコを待つための時間で他の業務を圧迫したくない。
医療従事者の負担を減らすため、私は心の中で目からオシッコを流しながら嘘をつきました。

もし、看護師さんから「いやどう見てもただの水でしょ」と言われたら、
「じゃあ本当に水だと思うならここで飲んでくださいよ」と反論し、
それで看護師さんが本当に飲んだら負けを認めるつもりでした。

あっち(看護師サイド)も分かっていると思います。
分かっていたからこそ、面倒臭いことにしたくない気持ちが勝ち、DRAWでこの勝負の幕が降りました。

こんなところでこんな悪行を書き下していいのかって?
いいに決まっているでしょう。
理由は2つ。
1、こんなことして損するのは私だけ(私の尿に異常があったとして後々苦しむのは私)
2、

帰路の途中、駅のトイレでオシッコをしました。

それは美しく、アルプスの天然水のように透明で、弾むような放物線を描いていました。
時をかける放尿。

こんな透明な尿もありました。
看護師さん、次会ったらまた勝負しましよう。
血液検査の直前、静脈にニンニク注射してから行きますね。

Bon Voyage!!

(おしまい)


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