浮気我慢大会③

ひどく疲れた一日半であった。

この、浮気我慢大会2回戦の結末を「勝ち」や「負け」の一言で片づけるには、いささか誤解が生じることを懸念している。

ただ、私に3回戦があるということと、もう後がないという事実は私の胸に深く刻まれていた。

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2回戦は1回戦の比ではなく、熾烈であった。

「ボヘミアンラプソディー」を私の家でプロジェクターで見るという約束で集まった。

最近できたラーメン屋で腹ごしらえをし、コンビニでアイスを購入し帰って早速映画を鑑賞した。

見終わり、22時半。

ボディタッチとかそこらへんは1回戦で適応済みであったので、初見の技だけ書いていく。

まず、腕を絡ませてきたのは予想通りというかアドバイスを受けていたので大丈夫だった。

それは難なく耐え、1時間くらい暗い部屋で雑談していた。

ちょいちょい厳しかったが、シロクマがセイウチ襲ってるyoutube動画とか見て気を紛らわせていた。

そしたら相手が寝てしまった。

(あれ?前回ってここで帰ったよな。。。)

ガチ寝していた。

私はバカの一つ覚えみたいにシャワーを浴びに行った。

(この時、(ドライヤーの音で起きて帰るだろう。)もう結構時間遅いし)

と思っていたが甘かった。

シャワーから出てドライヤーをかけると案の定起きたのだが、寝ぼけていた。

「(あれ?)」

強い違和感。

前回よろしく、眠かったら寝てていいよと言った。

「うーんじゃあもうちょっと寝ます。。俺さんはもう寝る準備できてますか?」

「・・・うん?あと歯磨きだけしたら寝れる」

「私歯ブラシ持ってきてるんですよね」

やったな。

「パジャマ貸す?」

「今日ダル着なんで大丈夫っす。」

歯磨きをして一つのベッドで寝た。

・・・・!????!!!?!???!!!!!????!!

↑まじできつかった

密着はしていたが、一線は越えなかった

というか、これ相手「待ち」かなと思って探りを入れたがなんか乗り気でもなさそうだった。

本当に何?

あと、パジャマ貸さなかったことをひどく後悔した。相手の服からやや汗ばんだ匂いがして耐えるのに必死だった。(私は匂いフェチである)

夜を越えた。

↑なにもなかった

10時くらいにてきとうに朝ごはん食べてテレビみて昼寝して15時に相手が帰った。

昼寝のときまたベッドで一緒に横になっていたが死ぬほどつらくて、こちょこちょとかしてた気がするが本当にそのあたりの記憶は曖昧である。(辛すぎて)

相手「私が帰ったらさみしくなっちゃいますね」

我「(それ以上に安心が来るわ・・・)」

忘れ物するなよ(マジで)と私は念を押し、でもまたすぐ会うでしょと返された。

バタン。

帰っていった。

そのときの自分は、鏡を見ていなかったがおそらくゲルニカみたいな顔をしていただろう。

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いかがでしたか?

私はこの勝負勝ったと思うんですよね。

だって頑張ったじゃない。本当に

判断は各々に委ねます。

3回戦、日程は未定です。

でも、今の私には今後をおもんぱかる余裕はありません。

崖っぷちです。

では、また上弦の月の晩に会いましょう


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