YOUは何しに大学院へ?
今週からいよいよ大学院の授業がスタートです。
これまで暇さえあればスマホでX(旧Twitter)やYoutubeを見てましたが(笑)、これからは、授業のテキスト・参考書・研究テーマに関する論文等を読んでいかなければなりません。元々読書は好きなのですが、学術書となるとなかなか読み進められない。。とはいえ、課題も出されるでしょうし、とにかく読むしかありません!
大学院に進学するにあたって、仕事やボランティアで関わっている人達に報告をしたのですが、その時の反応が性別によってものの見事に分かれていたのが面白いなと思いました。
女性は
「いいですね!」
「勉強が好きなんですね~」
という学ぶ意欲に関する感想がほとんどだったのですが、、
男性は
「学費はどう(工面)するの?」
「学費はいくらかかるの?」
という費用に関する質問が多かったです(笑)
この違いって何でしょうね?たまたまかな?
で、先日久しぶりに弟と電話で話した時に
「実は4月から大学院に通うことにしたんだ。」
と話したところ
「えー、何で?(いまさら大学院に行ってどうするの?)」
というストレートな感想が(笑)
まあ、それはそうですよね。社会保険労務士になるために勉強して合格し、開業もしたばかりで、今度は唐突に大学院に進学するなんて。あなた何がしたいの?と言われても仕方がないのかなと自分でも思います。
ただ、自分の中ではこちら↓の記事にも書いたようにいつかは大学院にとずっと思ってはいたんです。
でも、改めて考えてみると、なんでそんなに学びたいのかというと、学部生時代に学問だけに専念出来なかったということも大きいのかもしれません。
弟とは年子で、二人とも高校卒業後に進学するとなると、ほぼ同時期に学費が倍かかります。なので、両親は地元の国立大学に進学することを望んでいたと思いますが、私は地元の大学には自分の学びたいことがなかったのと、親から早く自立したいという思いもあったので、首都圏か関西の私立大学を志望していました。
実家を離れてひとり暮らしをするということは、学費以外にも生活費がかかり、親に仕送りをしてもらわなければならないわけですが、弟も高校卒業後は東京の学校に進学したいと言っていたので、とにかくバイトしてお金を稼ぐからと言って、半ば強引に東京の私立大学に進学を決めてしまいました。
そんなわけで、30年以上前とはいえ、大学の友達は風呂付きアパートに住んでいる人が多かったのにもかかわらず、最初の2年間は風呂なしで、しかも目の前を電車が通っているという古いアパート住まい。入学した月から卒業するまでアルバイトを複数掛け持ちするという生活でした。
とはいえ、3年生になった時に同じアパートで風呂付きの部屋が空いたので、大家さんのご厚意で移れることになり、銭湯通いもなくなりましたし、長期休みには北海道や沖縄に友達と旅行に行くことも出来ていたので、極端な貧乏暮らしではありませんでした。それでも、学生時代にもっと学業に打ち込める環境だったらどうなっていたのかなという思いはずっとありました。
息子が4月から大学3年生になったのですが、2年生まではアルバイトもしていたものの、やりたいことがあると言って、いまは学業に専念しています。その姿を見ていると、やはり大学生の本分は勉強だなと思いましたし、私もしっかり学び直したいという気持ちが強くなりました。
社労士の仕事やプロボノとしてのボランティア活動、他にも家事等との両立しなければなりませんので、忙しい日々になることは間違いないのですが、悔いの残らない人生を送るために、大学院に進学したというのが答えなのかなと思っています。