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東京音楽大学トランペットアンサンブル演奏会の強化練習に参加しました
8月2日(金)に開催します東京音楽大学トランペットアンサンブル演奏会。
トランペットを専攻している器楽専攻と吹奏楽アカデミー専攻の学生が自主的に開催しています。
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僕が入学する前から続いている公演なので、30年以上の歴史があります。ありがたいことに卒業してからも大編成の編曲という立場で何度か関わらせてもらっておりまして、今回もラフマニノフ作曲「交響曲第2番より終楽章」の編曲をしました。
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これまでの編曲は、ローマの祭りやローマの松、ショスタコーヴィチの交響曲第5番、チャイコフスキーの交響曲第5番など、なにかと金管楽器の印象的な部分が多い作品だったもので、編曲前からイメージがしやすかったのですが、今回ばかりはどうなるのかさっぱり見当もつかない状態で書いたので、先日の強化練習初日の合奏に参加して初めて聴いた時には、他人事のようにこんな音がするのか!と新鮮な印象でした。
人数揃ってないけど、ラフマニノフの交響曲第2番終楽章をトランペットで演奏するとこんな感じ。 pic.twitter.com/4c4ILatQFv
— 荻原明(おぎわらあきら): トランペット (@ogiwara_a) July 23, 2024
ラフマニノフがお好きな方がどう思われるかわかりませんが、率直な感想としては、
「ラフマニノフを金管だけで演奏するとチャイコフスキーになる」
という、メロンに醤油かけたらウニの味がする的な新しい発見がありました。ラフマニノフファンの方、チャイコフスキーファンの方、悪意はございません、すいません。
それにしても、僕の雑多な編曲を、器楽科准教授でトランペット奏者の杉本正毅先生のご指導で、初日にも関わらずどんどんバランスが良くなり、立体的な演奏になっていました。これから数日合奏を重ねて本番でどうなっているか楽しみです。
このコンサートは前半小編成作品、後半はトランペット全員と中低音の金管と打楽器のお手伝いにより大迫力の大編成の演奏があります。東京音楽大学
の学生が時間をかけて練習、準備をしてきたこの演奏会、ぜひ会場でお聴きください!
お申し込みはこちらから。
荻原明(おぎわらあきら)
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