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東京音楽大学トランペット科学外演奏会で11年ぶりに編曲したローマの祭りを再演してもらえることになりました。
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僕が大学2年生の時…ええと1997年だから、26年前!その年から今に至るまで、コロナの影響を除けば多分毎年開催されている東京音大トランペット科の学外演奏会(僕が大学1年の時はいろいろあって開催しませんでしたが、それよりもさらに前にも開催されていたようなのです。ただ、僕の入学前なので詳しいことがわかりません)。
川口リリアの音楽ホールが会場なのもずっと同じで、ただ違うのは僕が学生の頃のトランペット専攻の学生は全員合わせても30名いないくらいだったので、リリアのステージがとても広かった印象があり、全員一緒に演奏する大編成の合奏も一列並びでできていました。それが今はギュウギュウ。本当に「大編成」と呼べる人数での大迫力な演奏をしています。
卒業してずいぶん経った頃に師匠の津堅先生からご依頼をいただき、大編成の編曲をさせていただく機会が何度かありました。ショスタコーヴィチの交響曲第5番(4楽章)や、チャイコフスキーの交響曲第5番(4楽章)、レスピーギの「ローマの松」、他にも少し規模の小さめな管弦楽作品などを書きました。
そんな中、最も時間がかかり、そして苦戦したのがレスビーギ作曲「交響詩 ローマの祭り」。楽譜を見ると2012年と書いてあったので今から11年前に書いたようですが、この作品、パートによって拍子が違ったり、少々独特な書き方をしている部分があったりと、楽譜浄書の面でもかなり苦労しました。
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で、そのローマの祭りを今年の東京音大トランペット科の学外演奏会で再演してくれることになりました。
編曲に関しても妥協せずにできるだけオケの全パートをそのままトランペットで演奏してもらうように書いてあるので、演奏する側は本当に大変だと思うし、自分ではやりたくないです(無責任)。
そんな楽譜を使ってくれることに感謝します。
本番は今月の18日(金) 19:00開演。川口リリア音楽ホールです。
チケットの入手方法がいまいちわからないのですが、フライヤー右下の電話番号に連絡するんですかね。。。。そういうのちゃんと書かないとダメですね。すいません。
ちょっと聞いておきます。
荻原明(おぎわらあきら)
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