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修了演奏会レポート(東京音楽大学吹奏楽アカデミー)

7月3日(水)東京音楽大学池袋キャンパスに於いて、吹奏楽アカデミー専攻は今年度の春学期修了演奏会を開催いたしました。

今回も特任教授の下野竜也先生の指揮でスーザのマーチに始まり、同じく特任教授の星出尚志先生が編曲されたニューサウンズ・イン・ブラスから2曲。そして教授の中橋愛生先生、特任教授の天野正道先生、そして昨年度の修了演奏会でも作品を演奏させていただいた北爪道夫先生の3作品を演奏いたしました。


作曲家で特任教授の天野正道先生
作曲家 北爪道夫先生と指揮の下野竜也先生

前半にポップスを、後半に邦人作品といういわゆる「吹奏楽コンサートスタイル」ではないプログラムでしたが、学生たちの切り替えもしっかりできていて、今回は特に良い集中力で演奏が続けられたのではないかと感じます。

トランペットセクションのことを言えば今年度は1年生が3名入学し、3年生1名、4年生が4名という大変心強い編成でしたので僕は下のパートから支える役割に徹しました。今の4年生は吹奏楽アカデミーの3期生で、それより上の先輩がトランペットにはいません。
したがって最初の2年間は基本的に僕ひとりで合奏に参加していまして、そりゃもうキツいのなんの。という時代からだいぶ変わりました。

特に4年生は4人とも性格もキャラも得意とすることも全然違って、今回の演奏会では実力を発揮できる箇所がそれぞれあったように思います。彼らが1年生の合奏の時は「それじゃあ聴こえないよー」しか言ってなかった気がしますが、成長しましたねー。

吹奏楽アカデミー専攻は開講して6年目になりますが、ご来場くださるお客様が増えたように感じ、とても嬉しく思います。学生数が増えたから、というのが大きな理由だとは思うのですが、平日の夕方早い時間で学内のコンサートであるにも関わらず、多くのお客様に聴いていただけることは大変ありがたく、演奏者としても充実した気持ちになれます。

昨年度末の羽田空港の時にも入りきらないほどたくさんのお客様にご来場いただき、もっともっと多くの方に吹奏楽アカデミー専攻の音楽を知っていただきたいですし、吹奏楽の楽しさを伝えられたら、と思います。嬉しいことに今年度末の3月2日にも羽田空港でのコンサートが決定しました。
大学の外でもたくさん演奏活動ができればと願っています。

ご来場くださいました皆様、いつも応援してくださっている皆様ありがとうございました!

さて次の秋学期修了演奏会は大曲、難曲揃いのこれまでで最も大変な演奏会になる予感です。

荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。