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「新しい朝が来た。さぁ、今日はどんな一日にしようか?」 #008

「年があらたまれば心もあらたまる。心があらたまればおめでたい。正月だけがめでたいのではない。心があらたまったとき、それはいつでもおめでたい。」(「道をひらく」 松下幸之助著)

 ”日々是新”の一説。「父さんの結婚式で、先代の創業社長が贈ってくれた本なんだ。この言葉がいいんだよ。」 子供の頃から、何度となく聞かされた。そして、父から本と共に受け継いだ。著者は、9歳からでっち奉公に出て、一代で世界のPanasonicを築き上げた「経営の神様」。時代を超えて、心に響く言葉がぎっしり詰まっている。

 「年の始めは元日で、1日の初めは朝起きたとき。年の初めがおめでたければ、朝起きたときも同じこと。毎朝、心があらたまれば、毎日がお正月。あらたまった心には、すべてのものが新しく、すべてのものがおめでたい。」 今日を大切にして、精一杯生きようという、すがすがしい気持ちになる。

 コーチングでも「今ここに在り続ける」。人は瞬間瞬間進化していく。だから、過去でも未来でもなく、今この瞬間に集中する。どんなことを感じているのか、頭だけでなく心の動きも観察する。自分は一体何者なのか。何を実現したいのか。探求していく。

 「日々是新なれば、すなわち日々是好日。素直で謙虚で、しかも創意に富む人は、毎日が明るく、毎日が元気。」
一日一日の積み重ねが人生となる。その大切な一日。今日も始まる。さぁ、元気よくいこう!


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