自分の足で歩くストーリー

朝から、娘のメッセージに起こされた。

「最近色々悩んでやる気が起きなくて…中略…診断したら、うつだった。将来のこと考えるようになって勉強も頑張りたい。部活やめたい。でも先生には言えない。お父さんはずっと応援してきてくれたから絶対言えない」

こんな日が来ると心のどこかで思っていた。
そして私に似て気持ちの浮き沈みが激しい娘は、いつかこうなるのではないかと危惧もしていたのだ、密かに。

でも実際来ると、動揺した。否定もしたくなった。
でも、私に送ったってことは、SOSな気がした。

✨ファーストエネルギーを受け止めよう😌
  この子は大丈夫。それだけだ✨

とにかく、最初は気持ちを聴いた。
それから、心療内科受診してもいいし、まずは誰に見せなくてもいいから自分の感じたことを少しでもいいから日記とか手帳とかに書いてみなさいということだけ、伝えた。

さっき、顧問の先生とも泣きながら話せたと伝えてくれた。話したらスッキリして、元気になったと教えてくれた。

あたしはその間、『Shrink』というドラマを見ながら振り返っていた。特に第3話は、私の心を代弁しているかのような、答えのような夢のような回だった。

パーソナリティ障がいの子のエピソード。
その子の生きづらさやお試しも、分かる。不器用な愛情表現もどれだけ見たか。
そして共依存や家族の連鎖なども丁寧に描いていた。
劇的なドラマというより、淡々と掘り下げていた。

ドラマの中で、ソーシャルスキルトレーニングとかデイケアも出てきて、精神科看護が懐かしかった。
ノートに記入、が出てきて、わたしも受け持ち患者さんに時間のある時に取り組んだことを思い出した。
特に、インナーチャイルドが出てきた時には、驚いた。そこで繋がる??って。

私、前世とかインナーチャイルドに着目するのは、自分が弱いからだとなんか拒否してたんだろうね〜。

小学校2年生の時の放課後の校庭の私がそこにいた。
5クラスあった環境から片田舎の同級生10人とかの学校に転校となり、方言だらけで聞き取れず、馴染むこともできなかった。かと言って、家にも、居場所が無い。
なので放課後、逆上がりに何度も何度も1人で取り組んでたんだ。

結果、逆上がりは出来るようになった。

しかもその時に、ある先生が私が毎日放課後取り組んでたことを取り上げてくれて、なんか注目されて、輪に入っていた気がする。その時に「頑張れば認めてもらえる」が私の中に根付いたんだろうなぁ。

でも今のわたしは、こうもあの時のわたしに伝えることができる。
「がんばってもがんばらなくても、大丈夫」結果があろうとなかろうと、それで自分の価値が決まるわけじゃない。

このドラマのおかげで、なんか点と点が繋がった感じがするんだよ!
上手くまとめれない自分がもどかしいが、娘のこともどしっと構えられる感じがした。

改めて、ノート術✖️心の看護✖️家族看護
これを広げたい。というか、認知症や病気、介護に悩んでいる方も、子育てに悩んでいる方も、いや今日は娘のを体感して思春期にも、関わりたいなと思った。

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