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Connecting the dots③:ことばのひびき

音の力を通して豊かな関係性をはぐくむ

あなたとわたしを
・かんじる
・みつける
・つながる

1人1人の真の彩りが輝く社会へ


インスタグラムのプロフィール欄には
このように書かせていただいています。

ここで言う
「音」
とは

狭い意味での
楽器の「音」に
限定されません。

あなた自身が持っている
「声」
あなたにしかない
唯一無二の
「声」
も「音」ですし

「声」が
何かを伝えたくて
何かを表現したくて
発する
「ことば」も
「音」
だと考えています。

だから
①狭い意味での音を使ったセッション
=音浴、Sound Bath

②もう一つの音=ことば を使ったセッション
=コーチング

私の活動の両輪になっています。

Connecting the dots(点と点をつなげる)シリーズ
3回目になるこの投稿では、
「ことば」への興味関心というDot(点)について
お話しさせていただきますね。

私は日本生まれ日本育ち
初めての海外は大学生になってからで
帰国子女でもないのですが

心躍る「ことば」は英語でした。
英語との出会いは
小学校卒業間近のとある日。

初めて吹き替えでなく字幕で洋画を見ました。
それは
ミュージカルの古典
「サウンド・オブ・ミュージック」。

ジュリー・アンドリュース演じる
主人公マリアがとてもチャーミング
そしておしゃべり。

マリアが
トラップ大佐に食ってかかったり
いたずらする大佐の子どもたちと仲良くなっていったり
修道院長に心の悩みを打ち明けたり

そんな一つ一つのシーンで
聞こえてくるマリアの英語は
当時の私にとっては
意味が分からない、ただの「音」

その音が
目で追っている字幕の
どの部分に対応しているのか

それを考えただけで
なんだか不思議な魔法のように感じたし
ただの「音」というこの暗号を
自力で解読して理解できるようになりたい!
と思ったのを覚えています。

私は中学に入って
ABCの初歩から英語を学び始めましたが
私が英語好きになった大切な大切な原点が
「サウンド・オブ・ミュージック」であり
その中に出てくる名曲のレパートリーでした。

CDを買ってもらって
何度も何度も聴いては
意味も分からないのに
聞こえたままをそっくり覚えて
歌っていました。

My Favorite Thingsが
言葉通り、まさに、私のお気に入り。
Do-Re-Miも
ドはドーナツじゃないし
レはレモンじゃないということに驚きながらも

Doeが雌の鹿
Rayが金色の太陽の光
という意味も分からずに
歌っていました。

純粋に英語の響きが
好きだったのだと思います。

前回の投稿で書かせて頂いたように
私は学校で演劇部に所属していた関係で

その後
West Side Story
My Fair Lady
などのミュージカルのCDをずっと聴いていました。

父の影響で
The Beatles
The Carpenters
Brothers Four
といった懐かしのフォークソングシンガーたちの曲も
良く聴いていました。
(しかもそれはテープで!
父が私向けに
レコードからテープへと録音して編集してくれたものがあったのです!
時代を感じさせますね^^)

英語が最高の言語だ、素晴らしい、と言うつもりは全くありません。
英語至上主義ではありません。
純粋に言語の響きを感じるのが好きなんです。

米国留学時代のルームメイトがお母さんと会話するときには
クメール語(カンボジアの言語)。

LAに住んでいた時、娘の仲良しクラスメートは
ベラルーシ出身で、ロシア語で両親と話す。
何なら英語が全く分からないおばあちゃんはロシア語で
ガンガン私に話しかけてくれる。

今でも
全く分からない言語を誰かが話していると
じーーっと耳をそばだてて聞き入ってしまいます。

東京に戻った今でも電車の中で外国人の方を見かけると
スペイン語?ベトナム語?何語だろう?
と気になっちゃう。

私にとっては暗号でしかない「音」が

どんな意味を伝えているんだろう
その「音」によってどんな気持ちになっているんだろう

そんなことを想像するのが
純粋に楽しい。

地球上には沢山の言語が溢れている。
今この瞬間も
地球は自転を続け、公転を続け
その地球上のあらゆる場所で
いろんな言語=「音」が発せられ続けている
って想像すると
ニマニマしてしまいます。

そんな私はちょっと変でしょうか。




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