悪童会議『いとしの儚』感想
刀剣乱舞二次創作からとうらぶにハマり、
うっかり見た刀ミュからあれよあれよと転がり落ちて佐藤流司にどハマリしたかにこです。
なんと!!!!
このタイミングで!!!!
推しが!!!!
舞台に出るぞ!!!!!!
かにこ初めての配信観劇(*´ω`*)
ちょこちょこTwitterで上がる
共演者さんたちからの推しの画像に日々ギャンしながら←(※特にすっぴん写真の可愛さにギャンしてた)、
「この日のこの時間は別室で舞台を見るので話しかけないでください」と家族に念押しし、
『グッズが出る推しの舞台は貴重だから後悔しないようにね』と舞台オタ先輩からのアドバイスで、
パンフとブロマイド付全部乗せ千秋楽公演配信チケットを買いました(*´ω`*)ホクホク
ていうかそもそも
「愛を知らない男と愛しか知らない女の100日間」ってフレーズがオタクに刺さる刺さる。
愛を知らない男を?!?!
佐藤流司が?!?!
クズ男を?!?!
佐藤流司が?!?!
超見てぇええええええ
結末がどうなろうと、推しの慟哭するところ見たいオタクなので…。
そもそも話自体がかなり好きっぽかった。
元々原作というか戯曲は既に公開されていたから、
推しの全てを網膜に焼き付けるため先に読んでおいた。
ネタバレOKオタクかにこ。
そもそも推しの見たことない新しい面に、
ギャンせず目を逸らさず耐えねばならなかったので(?)
話の筋は知っておいて、
『ここの佐藤流司を目に焼き付けろポイント』を予習しとく必要があった(真顔)
とことんクズだが、それしか選べなかった鈴次郎の話だった。
はぁ~~~~~闇落ちした推し、めちゃくちゃ見たい~~~~どこまで狂ってる姿見れるんだろって思ってました(闇のオタク)
三次元怖いよね、同時刻に推しがこちらに向けて発信したものを受け取れるって…。
ほんと同じ世界線の同じ時間軸に生まれてきてるということが奇跡じゃん???(???)
というように自分がどう狂うかわからん感じで臨んだのでした。笑
観劇後感想ちょっとまとめ(まとめ…?)
いっちばん好きなのは、最後、儚が腕の中で花になって呆然としてる鈴次郎から、無言で礼をして、全てをやりきった佐藤流司になる瞬間かな…顔を上げて去る後ろ姿は佐藤流司なんよ…
あと私に刺さるのは、抱きしめられたこともない、愛を知らない鈴次郎が、赤ん坊同然ギャン泣き儚を、恐る恐る、しかも周りの目も気にしながら、儚の手を取って抱きしめる場面は何度見ても何故か泣く。
この時点で観客側に鈴次郎が母親に抱かれたこともなくそれをずっと抱えて生きてきたことは明かされてないし、その母親さえ今思えばつまらない理由で鈴次郎が殺したことも明かされてないけど、儚が最初のこの鈴次郎のあたたかさを一生の糧にして最後まで強く愛を持って生き抜けることを知ってから見るとめちゃくちゃグッとくる…
それから昨日しっかり見たけど(アーカイブ配信結局見たありがとう)、
最後再会して、鈴次郎が夢を持てて良かったと思いを告げる場面、涙堪えて首振ってから天を仰いで溢れないようにする姿と、その後儚から「もう会えないの?」って「あぁ」って優しい声でお互いもうわかっていながら掛け合いする場面は泣ける。
優しい鈴次郎に戻ってる(もしくは初めて見た)
真面目な感想はそんなとこ?
闇オタク的ときめきシーンは、インチキしてでも勝とうとした鈴次郎が、賭場のみんなやゾロ政にボコボコにされるシーンが大変ニヤニヤしてしまいます…
特に?ゾロ政に足で踏まれるところと投げ飛ばされて肩はだけるところが良いのでみんな鈴次郎の声と姿見てね(*´ω`*)←
ストーリー自体はおじさんが描いた理想の女の話だから、令和の価値観からはズレるし、結末にはそれでいいん???ってなるけどね。
私は推しの表現するものを受け取りたいだけのオタクなので…ニッコリ
推しの慟哭や悲しむ姿を本気のフィクションで見たいだけのオタクなので…ニッコリ
あとは儚のさせず太夫のとこの歌と曲が好きです~!!!!円盤来たら見る~!!!!(やはり息をするように円盤購入した)
それと儚ちゃんほらギッタン~バッタン~のとこ!あやしたこともあやされたこともないだろう鈴次郎が、儚のために遊んでやるの良かった…それを佐藤流司が演じるのがエモ…←
そういえば、稽古中の予告動画(YouTube)で鈴次郎が番傘持って儚とにこやかにしてる場面、本番にはなかったけど、あれは撮影用なんか…?番傘もって立ち回る佐藤流司見たかった…
あと!!カテコの!!!
あんまりにも何回も呼ばれるもんだから
(なんなら配信1回終わったからねw)
「帰れ!!!!!!」が最高だった!!
それでこそ佐藤流司よ笑
また円盤で見ます(*´ω`*)
いとしの儚ハピエンを考える
真面目にいとしの儚のハピエンがないか考えたら、抱かれるだけが女の幸せじゃねぇって儚に伝える人がいてもよかったし、つーか鈴次郎が朝まで踏みとどまって、いつか人として三途の川を渡る儚を一瞬見ること(鬼だからたぶん浄土行きの儚とは会えない設定)を希望に鬼になるとかでも良かったのでは
いやまぁそうすると物語の悲劇性が薄まって話としてはぬるくなるけどな笑
私が書き手でも儚は消すと思うわ←
だって数百年儚を思いながら鬼として生きる悲しい鈴次郎見たすぎるもん←
それさえ全て生まれた環境によって与えられた宿命ってのがね~切ないよね~
この話は果たして美しい愛の話なのか
けど、あれだな…鈴次郎、佐藤流司が演じてるから、そこに微かでも良心や品性を期待してしまうけど、あんなに儚が言っても悲しんでも儚が慕う二人殺めて手に入れた金で最後の1回って言いながら博打に行き、結局負けてやめられず儚自身も賭けの対象にして負けて、すべて失ってから気づくとかも本来なさそうだよね…
あんなに博打に囚われてる奴だもん…その時だけの感情だよ…佐藤流司がやってるから最後のシーンも綺麗な愛に描くことはできたし、私も踏みとどまったら違う未来もあったのではって思ったけど、鈴次郎は踏みとどまれないわ。
あの場だって本当の鈴次郎(?)は口先だけのクソ野郎で冥土の土産にって自分のためだけに儚を抱いた気もする。
そもそも赤子同然時代から世話してて性の対象になる神経おかしいからさ、最初から中身がどうであれ、儚のことは女のガワだけ見てたんだろうなと思ったり。
佐藤流司が演じるから、せめて少しはいい奴であって欲しい願望と二人の愛は本物だったて信じたくなるんだろうな~
儚は儚で鈴次郎を信じ過ぎで、強く生き抜いたけど、鈴次郎の行方が知れず「人間になる」夢だけ持って99日までさせず太夫を成し遂げたのに、一目鈴次郎を見たら、「抱いて」だもんな…
いや人間になって幸せになることで鈴次郎の良心を1つだけでも昇華してやれよみたいな気持ちになったり。苦笑
誰も彼も何も分かってない愚かなひとたちの物語なのかもな~
美しい愛を望んでしまうのはあの主演二人だからこそだろうなと思いました。
なんかそこにキャスティングとか演出の舞台ならではの魔法があるんだなと、初めての観劇で思いました!
総合的には大変楽しくいただきました(?)
推しがいる限り舞台観劇が趣味になるのでは私?←
以上!
パンフとブロマイドと円盤楽しみ!!!!!
Blu-rayで見るとまた発見があるんだもん!!!
あっ、あと(まだあるんかい)
佐藤流司史上1番脱いでたんですが←、
後のインスタライブで鈴次郎やるために「1.5ヶ月くらい筋トレやめて減量食だけにしてた」と御本人言ってて、確かにそう言われたらそういう体つきだったなと思うなど。
鈴次郎そりゃ博打だけしてるその日暮らしだもんね…少しでも不健康そうな体つきが似合うよね…
そしてインスタライブで食べてた鮭とばと茎ワカメ、セブイレブンで買いました。笑
※このインスタライブもだいぶくらったかにこ
そいじゃまた次も記事での!