素浪
I feel the sorrow 哀しみの色彩に溺れ
掴んだ藁は誰かの手
孤独を恐れながら 群がる姿に怯える
深手を負った百足のように
悶えくねらせる体と理屈
シャンプーとトリートメントを弾く憂鬱
目立ちたくないけど 目指したい
高みに昇る夢を見ては落ちる気分
重力と それ以外に縛るもの
縛られるものを感じるなら
居場所がないと思うなら作ってしまうか
さすらい続ければいい
流浪の歩みはSo Slow
亀でもカタツムリでも
首ひっこめてるだけじゃないぜ
段首台のアントワネット
誰に唾吐かれても気高さは消えず
ボロは着てても心は裸
本音見せればいいってもんでもないが
だらだらと坂道を上る途中に咲いてる花を見たり
存在理由の上書きには
それくらいの日常の軌跡があればいい
何処吹く風か分からぬ馬の骨は
血を持ち肉を得て荒野を跳ね回るから
素浪ライフ 悪くないね 悪くても構わないね
流れる雲を見上げながら
Slow Slow Slow