to your song
言葉がもし嘘をついても
涙がそれを流してしまいきれないなら
嫌われても良いから
少しだけ側に寄り添わせて
白い猫 金魚鉢の中の熱帯魚
君の好きなものの近くで
幸福感をミルクと一緒に飲み下すように
ごまかしのなかでも
それに気付いて吐き出す
挟まった小骨のような存在でも
それで僕は良いから
少しだけの時間
重ねていたい
タイムアウトで別離が訪れた時に
笑ってありがとうを言えるなら
言葉がもしも嘘をついても
君の声が聴けるのならば
それが僕の歌になる
かなしい歌 嘘の歌
君だけに捧げた嘘についての
そんな歌
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