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どうすれば相手の心に届くか

昨日、長崎のピーススタジアムのこけら落としで福山雅治さんのコンサートが開催されました。
そのコンサートの最後で、ジャパネットの髙田社長が登場し福山さんとハグされたそうです。

その社長の父親である髙田明さんとジャーナリストと池上彰さんとの対談のまとめを紹介します。

〇どうしても「先生は生徒よりも、その学ぶテーマを深く理解している」と思いがちになってしまう。まずは謙虚な気持ちで、その学ぶテーマを徹底的に勉強し、理解するように努める。
〇本当の意味で学ぶテーマを理解した上で、どう表現すれば相手の心に届くかを考え、教科書に書かれた言葉そのままではなく、自分の理解から生まれる言葉に換えて表現する。
〇授業をする際、その学ぶべき事実や数値情報だけでなく、そのテーマの向こうにある本質や、暮らしと直結する可能性、そこから始まる”夢”など、相手の心を揺さぶるような話にまで展開する。
〇きれいにまとめたり、上手に話したりすることを目指すのではなく、「これを伝えたい」「このことをぜひ理解してほしい」という自分の気持ちを大切にして、その熱意を前面に押し出した方が相手の心に伝わる。

「RainbowNews 13号」(2010年7月)

授業のポイントは、どうすれば生徒の心に届くかということですから、この4つのポイントは大いに参考になると思います。