教師の魅力化
先日、長崎県の「教職の魅力化作戦会議」が発表した中間発表資料を読みました。
その中で気になった部分は、
〈参考5〉
「理想の先生はどんな先生ですか?」
「どんな先生に教わりたいですか?」の集計結果です。
中学校だけの結果を紹介します。
この会議の報告では、
〇全校種とも「授業の教え方がわかりやすい」が最も多い。
〇子どもたちが教員に期待することは、授業に重きを置いていることがわかる。
とまとめられています。
私が注目したいのは、「ユーモアがある、面白い」「明るく生き生きとしてる」「子どもに教えることが楽しそう」いう部分です。
つまり、生徒は、
はつらつとしていて、楽しく面白い授業をしてくれる先生
を求めているのではないでしょうか。
教える教師が楽しくないと生徒も楽しくないのです。
自分で教材を開発し、指導方法工夫し、自由な発想で授業を構成することで教師の授業へのモチベーションは高まります。
「こうしなさい、これをしなさい、これを使いなさい、これはだめ」といった強制や制約が多くなると、教師のモチベーションは高まりません。これが続くと、「いろいろ言われるなら、これぐらいやっておけばいい」という気持ちになる教師が増えるのです。
教師が自由度が高い授業をすることで、生徒の学びのモチベーションが高まると思います。
のびのびとした授業実践がのびのびとした生徒を育てるのです。それが教師の魅力を高めるために必要なことなのです。