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野口芳宏先生のしびれる言葉(1)

時間があると、野口芳宏先生の「模擬授業 その効果と活用」(さくら社)を読み返しています。
25年間、野口先生から学んだことのほとんどが、この本に書かれていると思います。
模擬授業というタイトルですが、野口先生の教育観、授業観、国語観、指導観、子供観などが至るところに書かれています。
そのすべてが「本音、実感、我がハート」に基づいているので、しびれます。

そのしびれた言葉を少しずつ引用して紹介します。

子供の教育という分野に「研究」という用語が導入されたことによって、教育の実践が本当に充実したのだろうか。

「模擬授業」(p186)

子供相手の授業などは全くやらないし、できもしない「授業の研究者」はごまんといる。自分ができもしない、見せることもできない、その道の「研究者」が、ひどく祀り上げられ、そういう人の本が有難がられている。なんとも腑に落ちないことである。

「模擬授業」(p187)

今まで、教育について悩んだ時は、いつも野口先生の言葉に元気とやる気をもらってきました。

これからも、ずっとそうします。