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めでたい!

ブログの更新が6000回に到達しました。
2003年5月12日から今日まで6000回にわたって、教育に関する駄文をつらつらと書いてきました。
最初は、ホームページのコーナーとしてつくったものでしたが、2011年3月31日のホームページ閉鎖に伴い、ブログに書き続けてきました。

最初は、毎日更新していませんでしたが、2011年4月からは、ほとんど毎日更新してきました。
毎日書かないと落ち着かなくなるまでになりました。
さて、第1回ではどんなことを書いたか、引用して紹介します。

1 硬派の家庭教育(1)~家庭教育の在り方~(5月12日)
 平成15年度、最初の保護者との懇談会を実施しました。その中で私が話したことをまとめてみました。「もう、中学生」なのか「まだ、中学生」なのか保護者に次のような質問を投げかけてみました。「自分の子どもに対して、もう、中学生、まだ、中学生、どちらの意識を持 ってい ますか。」それぞれ挙手してもらいました。結果は、「もう、中学生」が約80%「まだ、中学生」が約20%でした。ほとんどの方が、自分の子どもを「もう、中学生」だという意識を持ってしらしゃるということですね。どちらが正解ということはわかりませんが、法律の上では20歳未満の少年は「少年法」という法律で守られています。簡単に言えば、未成年者が人を殺しても死刑にはならないのです。この理由は、20歳未満の少年は、人間として未完成、未熟だ と考えられているからです。つまり、法律の上では、「まだ、中学生」ということになるのです。では、この「もう」と「まだ」の意識の違いが具体的にどのような形で出てくるのでしょうか。例えば、子どもから携帯を買ってほしいと言われたら、「もう中学生だから携帯ぐらい買ってやってもいいいだろう。」ということにな りませんか。次に、夏休みに友達の家に泊まりたいと言われたら、「もう中学生だから、友達の家ぐらいならいいだろう。」ということになりませ んか。人間として未完成の自分の子どもに対して、「もう、中学生なんだから自分の責任で行動しなさい。」という上辺だけの優し  さを見せるのではなく、保護者の価値を押しつけるべきです。「ダメなものはダメ、まだ中学生でしょう。」と突っ張るべきです。 大切なことに対しては、物わかりの良い大人ではなく、壁となり子どもの前に立ちはだかるべきです。もちろん、場合のよっては子どもに考えさせることも必要になってくると思います。しかし、今の家庭教育は「もう、中学生」という意 識で行われていることのほうが多いように感じます。もっと、大人の代表として「まだ、中学生」という意識をもち、子どもたちに接すべきだと思います。この判断甘さが、自分の子どもを非行に走らせるどうかの分かれ道なると考えます。

この時、40歳でしたが、なかなか生意気なことを書いていて恥ずかしい限りです。お分かりの通り、野口芳宏先生の影響を大きく受けていることがわかりますね。

さて、『甲賀忍法帖』で有名な時代小説家である山田風太郎さんのエッセイに「あと千回の晩飯」というものがありました。

とりあえずあと千回の更新(つまり7000回)を目標に、肩ひじ張らず、気負わず、あせらず、のんびりと、せいぜい「半径3m」ぐらいの範囲の出来事を書いていこうと思います。