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道徳授業づくりと「脚本力」
倉本聰さんの「脚本力」(倉本聰・碓井広義 幻冬舎新書)を読みました。
結論から言えば,道徳授業づくりをする上でとても参考になりました。
なぜならば,道徳授業を創ることは,映画やドラマづくりに似ていると思っているからです。
例えば,授業の導入です。
ドラマで言えば,起承転結の「起」の部分です。
この「起」について,倉本さんは,こう言っています。
「起」というのは,とにかく始まりですよね。お客をまず吸いつける。可能な限り早く,その世界に引きずり込むということが,僕はドラマの鉄則じゃないかと思う。
授業構成を考える時に,倉本さんの構成術も参考になりました。
倉本さんは,ドラマの構成には,おもてなし精神が必要だと言っています。
道徳授業の構成で言えば,生徒をいかに満足させるかということだと思います。
倉本さんの足元にも及びませんが,道徳授業をつくるためには,「脚本力」が必要だということを再確認しました。
この他にも,数多く参考になったことがありましたので,折に触れて紹介します。