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優しすぎる時代

「読売新聞夕刊」の「寸評」(1月18日)に、大学入学共通テストについてこんな文章がありました。

優しい時代にあって一般入試は数少ない試練である。がむしゃらに勉強した経験は将来必ず生きるはずだ。

「読売新聞夕刊」(2025年1月18日)

学校内で考えても、本当に優しい時代だと痛感します。
若手教師に対して、厳しい指導がしにくい、𠮟りにくい、正しく批判できないなどの状況にあります。
ややもすれば、パワハラと言われるかもしれません。
また、教員不足が深刻化しているため、やめられては困るという厳しい現状もあります。
このような優しい時代の若手は、将来どんな教師になるのでしょうか。
そういえば、ゆるすぎて辞めていく新入社員が多いという新聞記事もありました。

厳しすぎることは問題ですが、優しすぎることも問題であるように思います。