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ソムリエ試験対策ここだけは! スペイン概論① ~プロフィール・歴史・ブドウ品種 など~
○プロフィール
・イベリア半島の大半を占めるスペインは、北のピレネー山脈を挟んで、フランスとポルトガルに国境を接している
・ワイン用ブドウ栽培面積は約95万haで世界1位
・EUの全ブドウ畑面積の約30%を占めている
・ワイン生産量は世界第3位
・スペイン最大の栽培面積と生産量はカスティーリャ・ラ・マンチャ州
○歴史
・ブドウ栽培が伝わったのは紀元前1100年頃で、フェニキア人が交易に使った
・イスラム教徒の征服直後からキリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)が始まり、イスラム教徒は次第に南へ押し戻されていった
・1492年、 アメリカ大陸が発見され、大航海時代が幕開けした
・1970年代に入り、独裁政権から立憲君主制に戻り、民主化の道を歩み始めた
○気候風土
・ヨーロッパ大陸の中でスイスに次いで山脈が多く、平均標高は660m
・山岳地帯、国の中央部に広がる高く平らなメセタ(Mesta)と呼ばれる中央台地など、様々な地形、変化に富んだ自然があり、ワイン産地もそれぞれ異なる気候・風土・土壌をもつ
○主なブドウ品種
栽培面積 トップ
【白】アイレン Airen
【黒】テンプラニーリョ Tempranillo
→トップは「テンプラニーリョ」
◎テンプラニーリョは多くの地域で栽培されているため、各地で独自の名前がある
(以下詳細)
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・2000年以降に栽培面積が最も増えたのは黒ブドウはテンプラニーリョ、白ブドウのベルデホ
・黒ブドウ2位は「ガルナッチャ・ティンタ = (仏)グルナッシュ」