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ソムリエ試験対策ここだけは! スペイン ~南部地方 アンダルシア / 諸島 バレアレス / カナリア~
~南部地方~
◎アンダルシア州
◇主要なD.Oワイン
(52)ヘレス・ケレス・シェリー・イ・マンサニーリャ・サン・ルーカル・デ・バラメーダ(Jerez-Xeres-Sherry y Manzanilla - Sanlucar de Barrameda)
[気候風土]
・アルバリサ(Albariza)という真っ白な石灰質土壌が特徴
[使用ブドウ品種]
主要品種:パロミノ / モスカテル / ペドロ・ヒメネス
約95%を占めるパロミノで全て辛口が造られる、他は甘口
[造り方1:辛口ワイン]
①パロミノから造る
②フロール(産膜酵母)が発生
・フィノ(Fino)=酸化しないで熟成させるタイプ
・オロロソ(Oloroso)=フロールを消して酸化熟成タイプ
→いずれに分けられる
③フィノは15%、オロロソは17%以上に酒精強化し、ソブレタブラ(Sobretabla)と呼ばれる、熟成システムに入る前段階で待機している状態を保つ
〇特別なフィノとして判断された物は、アルコールを17%まで上げる→パロ・コルタド
〇フィノとして熟成されたワインのフロールが途中で消失したタイプ→アモンティリャード
[造り方2:ごく甘口ワイン]
・モスカテルとペドロ・ヒメネスという品種から造られる
[熟成]
・最も古いワインが入った熟成樽の一番下の段をソレラ(Solera)という
・真ん中は第1クリアデラ、一番上は第2クリアデラ
※教本を見ながら理解しましょう
[辛口タイプ]
・フィノ(Fino)
アルコール:15∼17% 淡い麦わら色
・アモンティリャード(Amontillado)
アルコール:16∼22% 琥珀色
【語呂】「琥珀アーモンド色(いろ16)」
アーモンド→アモンティリャード
・オロロソ(Oloroso)
アルコール:17∼22% 酸化熟成タイプ 琥珀~マホガニー色
・パロ・コルタド(Palo Cortado)
アルコール:17∼22% ごく短期間フロール
【語呂 頭文字】「辛いフィアオパ」
[中間の甘さタイプ]
・クリーム(Cream)
【語呂】「なかなか甘いクリーム」
なかなか→中間
[ごく甘口タイプ]
・モスカテル(Moscatel)
・ペドロ・ヒメネス(Pedro Ximenez)
【語呂 頭文字】「激甘MP」
[ラベル表示]
〇エン・ラマ(en rama)
・清澄も冷却処理もしていないワイン
[特別なカテゴリー]
〇20年以上熟成=V.S.O
〇30年以上熟成=V.O.R.S
とそれぞれ分類される
【語呂】「20VS30ボルス」
20VS→20年・VSO 30ボルス→30年・VORS
〇アニャダ(Anada)
・クリアデラとソレラのシステムではなく、単一収穫年のワインを同じ樽で熟成したもの
~諸島~
◎バレアレス諸島
〇主要ブドウ品種
【白】モル(Moll)
◇主要なD.Oワイン
(57)ビニサレム(Binissalem)
◎カナリア諸島
〇プロフィール
・スペイン本土から約1000
〇気候風土
・テイデ山はスペイン最高峰
◇主要なD.Oワイン
(59)ランサローテ(Lanzarote)
・火山噴火
(60)ラ・パルマ(La Palma)
・イスラ・ボニータ=「かわいい島」と呼ばれている