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気軽さと引き換えに
教室を開くことにした6年前、月謝制にしないという方針を選びました。
来たいときに気軽に通える環境は、生徒さんにとっても負担が少なく、特に趣味や癒しを目的とした方にはぴったりだと思ったからです。
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ただ、一方で「型を覚える」や「技術を体系的に習得する」ことを目指す方には、やはり定期的な通い方が重要になってきます。
稽古というのは単に技術を覚えるだけではなく、何度も繰り返し、失敗を経て体に染み込ませていくプロセスが大切ですよね。
「覚えて忘れ、覚えて忘れ」を繰り返すことで、本当に自分のものとして定着していくのだと思います。
自分自身もそうですが、2、3ヶ月に1回の稽古となると思い出すのにも一苦労(なんなら思い出せない)。
お教室のスタイルが自由参加型の場合、継続的に学ぶ機会が少なくなりがちです。
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「稽古」という言葉には、努力を重ねていく中で少しずつ成長していく奥深さがありますよね。
最近はワンデーレッスン、ワークショップを希望される方が圧倒的に多い気がしています。
また教室のこと、書いていきます。
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