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白露(バーケアと檜扇の実) 移ろいゆく水と花

一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。
今回は第九十回目の『白露』、Mayuからのお手紙です。




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emmyさんこんにちは!
暑さは厳しいままですが、空の高さにどことなく秋を感じるようになりまし
たね。いかがお過ごしでしょうか。


先日のお手紙に登場したビーツ
昔は薬に使われていたほど栄養価が高い野菜なんですね。ここ数年口にする事がなかったのですが、久しぶりに思い出し食べてみたくなりました。




さて、9月は「白露」を迎えましたね。
夏から秋へ、花から実へ
だんだんと季節が移り変わっていきます。


もう少し秋らしい取り合わせをいけたかったのですが、草木の主役の変わり映えがなく今回はバーケアという枝物と檜扇の実を選びました。

檜扇は祇園祭でいけられる花
夏のお祭りから1ヶ月経ってこの緑色の実がつき、中には艶やかな黒い種が入っています。





バーケアの軽やかな葉で秋の風を連想させて。




毎年のことですが、夏は花が持たなくて早く涼しくなってほしいと切に願っています…
秋は花も紅葉も美しい、そして食べ物も美味しくて待ち遠しい!
emmyさんもきっと同じお気持ちのはず!笑

これから少しずつ季節が進みます。
どうぞご自愛くださいませ。

それでは!





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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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