秋分(栗、芒、鶏頭)移ろいゆく水と花
一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。
今回は第四二回目の『秋分』、Mayuからのお手紙です。
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emmyさん、こんにちは。
先日からぐっと気温が下がりましたね。お元気でお過ごしでしょうか。
先日のお手紙もありがとうございました。
今年の中秋の名月、本当に美しい月夜でしたね。お手紙に登場したまんまるな梨を思い出しました。
雲の流れもはっきりと見て取れるくらいに空が明るく、心地よい夜でした。
さて、今日は『秋分』を迎えました。
春分と同じく昼と夜が等しくなる今日、こちらは雨の一日となりそうですが、一雨一雨、きっと季節が深まっていくのでしょう。
秋の暦となり、草花の色味が変化してきたのを感じます。この季節の光は優しく花も穏やかに見える気がします。
いけたのは芒、栗、鶏頭
芒は時に穂が艶やかに光るのも見どころ。
そよぐ穂先をながめていると気持ちが落ち着きます。
栗は虫食いの葉が気に入って、そのまま残しました。
花はオレンジ色の鶏頭を合わせて。
次のお手紙の頃にはきっと秋の味覚ですね。
季節の変わり目、お自愛ください。
それではまた!
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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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