死にぞこないの青

著者:乙一
出版社:幻冬舎
初版:2001

あらすじ

マサオは先生についた嘘を皮切りにクラス全体からのいじめをうける。クラスの秩序はマサオを虐げることによって維持されるようになった。あるときマサオは顔が青い男の子が見えるようになる。

印象に残ったセンテンスなど

マサオが先生の家に監禁されるラスト

巻末の解説など

著者あとがき:何でも好きなものを書いてくださいと言われたので書いた。

感想

ジャンルとしてはミステリに入ると思う。アオという聡明な幻覚とのコンビネーションが面白い。
弱気な少年が先生に虐められるというシチュエーションは興奮する。アオがいるため孤独感や危機感はあまりない。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集