早すぎる変化に惑わされず、休みをとろう
昨日の好きな漫画記事の続きを書こうと思ったのだが、諸事情で帰りが遅い&疲れが予想以上だったので、テーマを変えて他愛無い話で軽くいこうと思う。
新しい美容室に仕事帰りに寄ってきたところ、何と担当の美容師さんが自分と同じ建物のマンションだったことが判明する。
詳しい事は相手のプライベートもあるので控えるが、美容室での会話が苦手な自分にしては珍しく話が盛り上がった。
その話の中で、「マンション内でセミを見かけなくなった」という事を聞いたのが印象に残っている。
彼は僕が引っ越してくる前からそのマンションの住人なのだけど、去年は家を出た所に4匹のセミが居て、死んでいると思い油断していたところ全て生きており、一斉に飛び立ってマジでビビった、という話をしてくれた。
実家に暮らしていた頃も、周りはセミだらけだったので、似たような経験は自分もあるが、言われてみれば今年はそういう場面が全くなかった。
やっぱり、気温の変化が極端なのが関係あるのかな、と思う。
今年は尋常じゃない暑さに襲われ、しかも9月いっぱいまで続き、ようやく終わったと思ったら暖房が欲しくなるほどの寒さに襲われ、不精なせいで手入れを全くしていない自分の指は早くも赤切れに悩まされている。
セミは幼虫の間の長い期間を土の中で過ごす事で知られているが、どんな生き物にも、相応の準備期間が必要だ。
今年はそれが与えられなかったのかな、と思うと、何だか気の毒になる。
そんな事を言いつつ、自分たち人間も例外ではない。
今までは、自然のリズムに任せていれば、それが生物に合ったテンポだったから、ゆっくりと身体が適応してくれた。
今は変化が急激になりすぎた上に、コロナのような突発的な災害も加わり、心身共についていくのが一苦労になっている。
こういうものは、いざ体調が悪くなってから気づいても、なかなかリズムを取り戻すには時間がかかる。
自然の変化も不規則になりつつある今は、自分の身体が疲れてきたなと感じたら、気のせいと思わずに、きっちり休みを取る事が大事。
そんな事を改めて感じた。